• 混声合唱/オリジナル

名田綾子:「手から、手へ」混声合唱とピアノ連弾のための

JPY: 1,900 yen

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編・著者名
作曲:名田綾子 作詩:池井昌樹
判型/頁
A4判/68頁
JAN
4962864919613
ISBN
978-4-7609-1961-1
演奏時間
21分
編成
P連混4
発売日
2017.05.01

東京六大学混声合唱連盟の合同曲として委嘱。(指揮:相澤直人/ピアノ:名田綾子・小田裕之)
「手から、手へ」受け継がれるもの。親から子へ、さらに古い世代から。人の思いや優しさ、苦しみ、それらひとつひとつが手渡されていく。そんな詩人の思いを若い作曲家が受けとめ、渾身の音を紡いでいった。曲は全曲を通じてモチーフや楽想が絡みあい、各曲がつながり手渡されていく。

1. 弓(5’10”)
2. 古いノート(2’30”)
3. 銀河のむこうで(2’30”)
4. 手(3’50”)
5. 手から、手へ(6’20")

 

<まえがき>
この作品は、2017年5月5日に行われた東京六大学混声合唱連盟第59回定期演奏会の合同ステージ委嘱作品として書いたものです。
これからそれぞれの未来へ漕ぎ出していく若い大学生の皆さんに、どのような詩を、曲を手渡すことができるだろうかと、私なりに色々と思案していたところ、ある時、池井昌樹さんの詩「手から、手へ」に出会いました。これから険しくも眩しい道を歩いて行く我が子への、親から、あるいはもっと前の世代からの、〈祈りのようなエール〉を詩から強く感じました。これは私が自分自身に対して言われているようにも感じましたし、私よりもさらに若い大学生の皆さんにもぜひこの詩を受け取ってほしい、そしてこの詩を噛み締めながら歌ってほしいと心から思い、「手から、手へ」を軸とした組曲を書くことに決めました。
組曲は5曲で構成されており、曲をまたいでモチーフや楽想が関連付けられています。

   1.弓   組曲全体のテーマを提示するオープニング。
   2.古いノート   ノスタルジックでどこかシュールな香りのワルツ。
   3.銀河のむこうで   5拍子を含む変拍子で、曲全体を緊迫感・焦燥感が覆う。
   4.手   ア・カペラで始まり、温かなやさしさに包まれた緩徐曲。
  5.手から、手へ   切々と語りかける詩を噛みしめるように紡ぎ、やがて壮大なクライマックスへ。

個人的には、この2年前(2015年)に関西学生混声合唱連盟定期演奏会の六大学合同ステージ委嘱作品「歌は繋いだ手のように」(詩:みなづきみのり)を作曲・初演し、その経験が今回の「手から、手へ」にも大きく影響し生かされたと感じています。何と言っても、若さ漲る大学生たちの、大学の垣根を越えた200名を超える合同合唱のエネルギーたるや、言葉に尽くせないものがあります。それを自分の曲で体感できることは、格別なプレゼントであり、得難い経験となりました。
 
名田綾子

名田綾子:「手から、手へ」混声合唱とピアノ連弾のための

JPY: 1,900 yen

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(c)edition KAWAI, a division of Zen-On Music Co., Ltd.