青木雅也：「モーツァルトがいっぱい（ピアノ連弾編）」発表会が楽しくなるピアノメドレー

＜まえがき＞

　こどもでも大人でも、ピアノ（クラシック）の“おけいこ”を始めてから最初に経験する大作曲家は、きっとモーツァルトでしょう。
　
　Wolfgang Amadeus Mozart（ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト）。交響曲、協奏曲、室内楽、ピアノ曲、オペラ、教会音楽…と、これほど多くのジャンルに傑作を残し、世界中で愛されている作曲家は他にいません。
　
　そんなモーツァルトのピアノ曲だけでなく、いろいろな名曲（それぞれほんのさわりではありますが…）をピアノで弾いてみたい、という夢を叶えていただくために、この名曲メドレー「モーツァルトがいっぱい」は生まれました。それぞれの曲の魅力、世界観を充分に感じていただけるようにと、原曲に敬意を払いながらピアノ連弾用に編曲いたしました（一人で演奏する【ピアノソロ編】もあります）。


・できる限り音を少なくしました。オクターヴはありません。和音も片手3音までです。
・指番号（指使い）は一つの目安です。どうぞご自分に合った指使いで弾いてください。
・ペダルも自由に踏んでください。まったく踏まなくてもよいです。
・演奏時間は約4分50秒。発表会などの制限時間に合わせられるよう、短縮方法の例を用意いたしました。
・巻末に《ミニ解説》をつけました。演奏のご参考になれば幸いです。

では、どうぞモーツァルトを二人でいっぱい楽しんでください。
 

青木雅也