• ピアノ教則本/クラシックピアノライブラリー

ハノン・ピアノ教本

JPY: 1,300 yen

数量:
編・著者名
寺西昭子
判型/頁
菊倍判/136頁
JAN
4962864895603
ISBN
978-4-7609-0113-5
シリーズ
クラシック・ピアノ・ライブラリー
発売日
1973.12.31

バイエル教則本の後半から上級まで広く使える併用教材である。各指の平均と右手・左手のバランスを保つトレーニング用教本として、ピアノ学習者には欠かせない必携の教本。

収載曲

ハノンピアノ教本

The Virtuoso Pianist

作曲者:
ハノン,シャルル=ルイ
Hanon,Charles-Louis
●校訂者前書き

 ハノン(1820~1900)といえば、技術一辺倒、無味乾燥の練習曲の作家として知られているようだが、彼の作品の中には、音楽性を養うためのものとして、大作曲家のすぐれた作品を抜粋した曲集などもあり、彼自身がメカニズム偏重の考えをもっていたとは、とうてい考えられない。日本で一般にハノンというとき、この「ピアニスト・ヴィルトゥオジテ(名技ピアニスト)」の60練習曲が連想されるのがふつうだが、この1曲1l曲のあまりにも機械的な性格ゆえに、最近では、むしろ生徒の音楽性を損なうおそれや、生徒を練習嫌いにおとしいれる可能性もあるとして、蔑視される傾向が強まっているかにみうけられる。
 たしかにこれは音楽的な練習曲ではない。したがって、一歩使い方をあやまれば、学習者にとってはいかにもつまらない、単なる苦しみの種となってしまうようなケースも十分に考えられるところである。しかも、これまで、日本では技術の基礎訓練にハノンは必修の教材とされていて、そのために、ろくろく使い方もわからず、研究不足のまま、ただやみくもに生徒に無理強いしていた先生も、決して少ないものではなかった。ハノンゆえにピアノ嫌いになった学習者の実例を、私は何人も知っている。
 この練習曲(他のすべての練習曲も同じことだが)の正しい用法-----それは、それぞれの練習曲のもつ目的をはっきりとみきわめて、その目的に添った練習を十分にさせる。簡単にいってしまえば、ただそれだけのことなのである。ただし目的を正しくとらえ、それぞれの生徒の条件を考えながら、もっともふさわしい訓練のやり方をみいだす、ということは、容易なようでいて案外むずかしいことというべきであろう。
 では、ここにおさめられた練習曲の目的は何か。ハノン自身その序文にも書いているし、個々の曲にも必要に応じて、短いコメントをつけているから、それらを参考にしながら、指導者各位において、深い洞察のもと、もっとも適切な方法をみいだしていただければ、と思う。
寺西昭子
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ハノン・ピアノ教本

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(c)edition KAWAI, a division of Zen-On Music Co., Ltd.