九州シリーズ
久留米音楽協会合唱団の委嘱作品。久留米の詩人丸山豊との共同製作。
「筑後川」混声合唱組曲

1968年初演。團の合唱作品で最も歌われている作品であり、50年以上経った今でも色褪せない輝きを放っている。阿蘇に降った一滴の雨粒が渓流となり筑後平野を流れて大河となる姿を歌っている。終曲の「河口」は卒業式でも歌われている。
詳細を見る→商品コード:1001
税込 1,870 円(本体1,700円)
「海上の道」混声合唱組曲

1973年初演。柳田国男の「海上の道」になぞらえ、遙かな薄明の国から日本の砂浜にはじめての人たちがやってきた海の上の道。闇や嵐にもめげず海の道を切り開いた我々の祖先のロマンを反省と未来への祈りを込めて歌い上げる。
詳細を見る→商品コード:6183
税込 2,310 円(本体2,100円)
「大阿蘇」混声合唱組曲

1978年初演。「海」との関連が深いこのシリーズで唯一壮大なカルデラを持つ「山」を主人公とした作品。詩人と作曲家がヘリコプターから阿蘇の山々を見た風景が描かれる、峠に咲く一輪のリンドウから大阿蘇の鳥瞰的な視点までを描く詩と同様に、音楽の音色的変化も幅広い作品である。
詳細を見る→商品コード:6128
税込 2,310 円(本体2,100円)
「玄海」混声合唱組曲

1984年初演。詩人の体調不良によってこの作品がシリーズ最後の作品となった。日本と大陸との長い歴史を映してきた玄界灘は、時には男性的に、またあるときは優しく美しい。作曲者は「玄界灘はローカルの海ではなく日本の海」として、その姿を音楽に落とし込もうと作曲した。
詳細を見る→商品コード:6118
税込 2,310 円(本体2,100円)