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チェルニー・30番練習曲 
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校訂:寺西昭子
菊倍判/72頁
ISBN 978-4-7609-0115-9
バイエル教則本終了後に使われる、標準的な練習曲集である。ピアノテクニックを本格的に学習できる教本として広く使われ、上級コースへ進むのに欠かせないものである。
●はじめに
チェルニー30番は、ピアノの勉強をはじめた人が、一度は必ず通らなければならない、ひとつの関門のような、たいせつな練習曲です。くわしい題名は、「メカニズムの練習曲30、作品849」というもので、演奏技術を本格的に身につけるための基礎的な訓練にとって、欠かすことのできないほど、重要な意味をもっています。 チェルニー(1791〜1857)は、ピアノという楽器が完成されて、ようやく一般に普及していった19世紀の前半に活躍したピアニストで、1800年(9歳)のときから数年にわたって、ベートーヴェンに師事して、この楽聖を驚嘆させるほどの演奏家になった人ですが、作曲家としても、ピアノ教師としても、彼はきわめて大きな業績を残しました。作曲家としては、このチェルニー30番の作品番号が物語るように、1000曲をこえる作品(ミサやレクィエム、交響曲など幅広い分野に拡がっています)を残し、特にピアノの練習曲に重要な足跡をとどめていますが、教師としては、彼の門から、リストやタールベルク、クーラウらが育っていっているのですから、文字通り近代的なピアノ演奏技術の基本を打ち立ててくれた人ということができるでしょう。 このチェルニー30番は、演奏技術のより高度な段階への、ひとつのステップとして意義深いものですが、同時に、音楽的な表現という点でも、決して見のがせない豊かさを要求しているものです。その点で、私は前にこれを「一度は必ず通らなければならない、ひとつの関門」といいましたが、一度通りすぎたあとからも、ある時点で初心に立ち帰って、この練習曲集を見直すことも、おすすめしたいと思います。初歩の段階で気がつかないままですぎてしまった技術上の問題を改めて発見したり、音楽的にとらえられなかったものが新しくみつかったり、いろいろと自分を見つめるチャンスがそこに秘められているはずです。 この曲集に限らず、練習曲(教則本も含めて)は、それぞれの曲の目的をしっかりつんで活用させてこそ、それをとりあげた意味があることになるわけです。その点に十分心を配って、学習者の実状(年齢や肉体的・精神的状況など)にふさわしい利用法を考えていただければ、と心から願っております。 寺西昭子 |