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山下祐加:「世界でいちばん孤独な歌」無伴奏男声合唱組曲

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作曲:山下祐加
作詩:寺山修司
A4判/36頁
グレード:中級
演奏時間:約16分30秒
ISBN 978-4-7609-4334-0
2022年5月、なにわコラリアーズ(指揮=伊東恵司)による委嘱初演作品。組曲タイトルは2曲目の一節から採られたもの。
寺山修司特有のニヒルな語り口と合うように描かれた曲想が男声合唱団の心を捉えている。全体構成も大変きれいに立ち上がるが、各曲の性格もはっきりしているため抜粋演奏でも十分に効果のある作品である。
1. だいせんじがけだらなよさ (3’20")
2. みじかい別れのスケッチ (2’40")
3. 初恋の人が忘れられなかったら (4’30")
4. 見えない花のソネット (3’10")
5. さすらいの途上だったら (2’40")
<まえがき>
この作品は、なにわコラリアーズさんからの委嘱で第27回演奏会のために作曲いたしました。演奏会はコロナ禍のため延期となり、翌年、2022年の第28回演奏会で初演していただきました。
詩は男声合唱を作曲するにあたって心に浮かんだ寺山修司さんの詩で、数ある詩の中から5編の詩を選びました。そのいくつかは『人生処方詩集』に収められていて、そのタイトル通り悩んだ時や困った時に読むと何らかの効能があるということです。人生にはつきものの別れや孤独をどう乗り越えるのか、寺山修司さんの詩を読むと、その秘訣や受け入れ方、はたまた楽しみ方などが分かるような気がします。
1. だいせんじがけだらなよさ
寂しい時のおまじないの言葉。はじめの部分は軽快に、「魔よけ」などの言葉は怪しげに、寂しいところは切なさを。とてもユニークな詩ですので、表情豊かに歌っていただけたら嬉しいです。87小節から、逆行したおまじないのモチーフがバリトンパートによってヴォカリーズで歌われます。
おまじないの言葉の答えは終曲に。
2. みじかい別れのスケッチ
寂しいながらも、こんな風に孤独を楽しむことができたら…と思う一編。
曲も遊んでいますので、楽しんで歌っていただけたら幸いです。
3. 初恋の人が忘れられなかったら
遠い昔を思い出すような色合いの曲調で始まります。冒頭の「pon」と歌うところは、マリンバのような音をイメージしています。随所に登場する「ドーミーレー」といった上行して下行するモチーフは「もういいかい」を表しています。
4. 見えない花のソネット
心にそっと寄り添ってくれるような優しい詩。男声合唱ならではの温かいハーモニーで伸びやかに歌っていただけたら嬉しいです。
5. さすらいの途上だったら
組曲の最後を締めくくる詩として選びました。寺山修司さんが学生時代に出会い、処世訓としてきたという名言が詩の中に書かれています。荒々しい波の音が聞こえる一連、異世界の雰囲気も漂わせるかのような二連、哀愁を帯びながらも孤独と共に旅をする覚悟を持った三連、それぞれの場面を想像しながら作曲いたしました。
最後に、作品を書く機会をくださり、素晴らしい初演をしてくださった伊東恵司先生となにわコラリアーズの皆様に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。
山下祐加
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この曲の音源はなにわコラリアーズ様にご協力頂きました。
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