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松本 望:「紋」男声合唱と三つの打楽器のための 
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作曲:松本 望
作詩:金子光晴
A4判/32頁
グレード:中〜上級
演奏時間:約12分40秒
ISBN 978-4-7609-4332-6
信州大学グリークラブ60周年記念演奏会委嘱作品。初演は2022年3月の「信濃の国 男声合唱コンサート」。 紋章から連想される日本社会の古い体質や社会に対する強いメッセージを、男声合唱の厚い響きと打楽器が刻む強烈なリズムとともに奏でられている。コロナ禍の中でたまったエネルギーを発散していただきたい。一、二の全2曲。使用楽器はサスペンデッド・シンバル、トムトム(3種)、拍子木。
1. 一 (5’00”)
2. 二 (7’40”)
<まえがき>
「男声合唱と三つの打楽器のための『紋』」は、信州大学グリークラブの委嘱により作曲。2022年1月に初演の予定だったが、コロナウィルス感染拡大の影響により予定されていた日の演奏会は中止となった。そのまま初演自体が流れても仕方ないような状況の中、僅か2ヶ月後には代替公演が開催され、この曲も無事初演された訳だが、大学に属する合唱団という制約の多い団体がこの状況下で短期間のうちに代替公演を実現するのには高いハードルが幾つもあっただろうと想像する。それを実現した信大グリーの皆さんの熱意が今でも強く印象に残っている。曲については、以下初演時のプログラムノートより一部抜粋させていただく。
2020年から全世界を混乱に陥れているこのコロナ禍、それぞれの立場の人たちが各々に不自由さ、理不尽さに少なからず直面していると思う。そんな中でも特に大学生は、その行動範囲の広さと活発さが危険視(?)されているのか、高校生などに比べても学生生活に理不尽な制限をかけられ続けているような気がしている〜(以下一部略)今回、そんな状況下かもしれない大学合唱団からの委嘱を受け、大学生の抱える(と私が想像している)やり場のないエネルギーのようなものを昇華して歌い上げることのできるような、そんな力のある音楽を書きたいと思った。
歌詩として選んだ金子光晴氏の『紋』では、詩人自らが「日本人の封建的性格の解剖」と語っている通り、紋どころから連想される古い体質、掟、虚栄といったものが列挙されて痛烈な批判にさらされているが、これは何も紋どころの時代だけの話ではなく、今の政治や日本人全体のメンタリティーそのものにそのまま通じている。この強いメッセージを、1曲目では男声合唱の王道とでも言えるような4声の分厚い響きにのせて、2曲目では打楽器の刻む無窮動的なリズムと共に発信できれば、という思いで作曲を進めた。
演奏にあたって注意すべきポイントを1点。 この曲における打楽器は、特に2曲目では曲全体のビートや伴奏形を担っており、合唱に密接に絡んでいる箇所が多く、合唱と打楽器のバランスを取るのはやや難しい。打楽器パートに記している強弱記号は、音楽的なエネルギーの大小などを表すものとして書いてはあるが、実際の演奏においてはそのエネルギーをよく汲み取りつつも、合唱団の人数や音色に応じて柔軟な対応を求めたい。
松本 望
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