トップ > 合唱楽譜 > 女声 > 松下 耕:「日本の民謡 第8集」女声合唱のためのコンポジション
松下 耕:「日本の民謡 第8集」女声合唱のためのコンポジション 
5500円以上お買上で送料無料
ただいま税込定価1,500円以上お買い上げの場合送料無料!
(送料・手数料を除く商品価格)
ただいま税込定価1,650円以上お買い上げの場合クリアファイルをプレゼント!(送料・手数料を除く商品価格)。
詳細は
こちら
サミットの開催に伴い下記の期間、広島県、山口県でヤマト便の配送に影響が出る見込みです。
ご注文の際は予めご了承ください。
期間 2023年5月18日(木)〜22日(月)
エリア 広島県全域(特に広島市中区、東区、南区、西区)、山口県岩国市、玖珂郡和木町
上記エリアにおいて当該期間の日付 ・時間指定不可と、場合により配達不能および配達遅延が生じる可能性があります。何卒ご了承下さい。
★市販CDの有無は
こちらよりご確認ください
★領収書につきましては
こちらをご覧ください
2019/11/25 13:30 現在サーバメンテナンスの都合で立ち読みがご覧いただけません。
カワイ出版は棚卸のため下記期間休業致します。
2023年9月29日(金)
この休業に伴いご注文の出荷は下記の通りとなります。
在庫のある商品
28日午前までの注文を当日発送、28日午後以降のご注文は10月2日(月)発送となります。
※ご注文はクレジット・代引きの場合ご注文処理日、銀振・コンビニの場合ご入金確認日となります。ご注意ください。 ※休業期間中にいただいたお問い合わせのメールににつきましては明けてからのご返信となります。
以上ご案内申し上げます。
★ご注文はクレジット・代引きは注文確認日、銀振・コンビニ払いの場合入金確認日が注文処理日となります(午前中まで。午後以降は翌営業日となります)。
※受注生産品ご注文の際、納期指定をされる場合は必ず11日目以降をご指定下さい。
希望納期を規定納期未満でご指定頂いた場合、確認が取れた後の手配開始となります
楽譜・書籍等………オンラインで注文が可能です。宅配便にて商品をご自宅にお届けいたします。
作曲:松下 耕
A4判/56頁
グレード:中〜上級
演奏時間:約12分
ISBN 978-4-7609-4300-5
松下耕のライフワークである、合唱のためのコンポジション「日本の民謡」シリーズ。第8集は混声合唱として別々の曲集に収録されていた3曲を女声合唱にアレンジし、まとめたもの。快活で華やかな宮古島民謡「狩俣ぬくいちゃ」と鳥取県民謡「湯かむり唄」の間に朗々とした広島県民謡「音戸の舟唄」を配した、極めて高い演奏効果をもつ3曲で、ステージングにも効果的な曲集となっている。
1. 狩俣ぬくいちゃ(宮古島の民謡/無伴奏) (4’10”)
2. 音戸の舟唄(広島県民謡/ピアノ伴奏付き) (4’15”)
3. 湯かむり唄(鳥取県民謡/無伴奏) (3’10”)
<まえがき>
この曲集に収められている曲は、どれも以前に混声合唱曲として発表されたものの、女声合唱用へのトランスクリプションである。私にとって、どの曲も思い入れの深い曲であるから、こうして女声合唱版として出版されたことを大変嬉しく思っている。
《狩俣ぬくいちゃ》宮古島の祭り歌。くいちゃ(クイチャー)とは、声を合わせて歌うという意味があり、集団舞踊を伴って、民衆の生活の場で歌われていた民謡である。狩俣とは村の名(2022年現在は宮古島市平良狩俣)で、狩俣村をほめた内容となっている。この曲の原旋律の持つ躍動感、絶妙のタイミングで挿入される変拍子、歌の拍子とポリリズムをなす手拍子など、この曲には独特の魅力が詰まっている。混声版の発表以来、諸外国の多くの合唱団にも歌われてきた曲である。
《音戸の舟唄》広島県の呉市と、瀬戸内海に浮かぶ倉橋島の間には、幅の狭いところでは70メートルほどの瀬戸(陸地に挟まれた、幅の狭い海峡のこと)がある。ここが、『音戸の瀬戸』といわれる名所なのである。多くの舟がこの瀬戸を利用するのだが、ここは、潮の満ち干きにより急流となり、舟は艪を漕いで乗り切るのが大変難しく、船頭泣かせの難所だったようで、その、舟と船頭の姿を歌ったのがこの民謡である。
この曲集では、この曲のみピアノ伴奏と共に演奏する。この曲の冒頭には、海鳥や波の音を口で模した表現を付け加えると、とても楽しいステージになろう。
《湯かむり唄》これは珍しい、温泉につかりながら歌われる民謡である。鳥取県岩美町にある岩井温泉に、江戸時代から伝わる独特の風習で、頭に手ぬぐいを乗せ、柄杓で湯をたたきながらうたう、リズミカルな歌である。海洋民的な付点のリズムが、水にまつわる場所という点で共通する、温泉の民謡に現れているのも注目である。曲の終盤、ボディーパーカッションが入るが、これはピシャピシャと音を立てる湯の様子を表している。合唱団の並び方などを工夫されて、楽しいステージにしていただきたいと思う。
この曲は、「Song of Spa」として、諸外国でも歌われてきた。女声版を委嘱してくださったのも、アメリカのアイオワ州立大学の女声合唱団である。
松下 耕
|