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松波千映子:「Summertime」混声合唱ピース

価格 : 税込990円(本体900円)
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2019/11/25 13:30 現在サーバメンテナンスの都合で立ち読みがご覧いただけません。

カワイ出版ONLINEは2022年8月11日(祝・木)〜8月17日(水)の期間を夏季休業とさせて頂きます。

この休業に伴いご注文の出荷は下記の通りとなります。

在庫のある商品

8/10日(水)午前の注文(クレジットカード・代引きの場合、銀振の場合午前までの入金)で当日発送

8/10日(水)午後〜8/18(木)午前の注文は8月18日発送となります。

受注生産品の納期は業者の休業の都合から2〜3週間程度となり、次の発送予定となります。

ご注文日        納品予定日

〜8月19日(金)      8月29日(月)発送予定

〜8月22日(月)      以降通常納期1週間強でお届け

 

※ご注文はクレジット・代引きの場合ご注文処理日、銀振・コンビニの場合ご入金確認日となります。ご注意ください。 ※休業期間中にいただいたお問い合わせのメールににつきましては明けてからのご返信となります。

商品詳細の商品画像下に受注生産(ODP)と記された商品は上記の通りの扱いとなりますのでご注意ください。

以上ご案内申し上げます。


★ご注文はクレジット・代引きは注文確認日、銀振・コンビニ払いの場合入金確認日が注文処理日となります(午前中まで。午後以降は翌営業日となります)。
※受注生産品ご注文の際、納期指定をされる場合は必ず2週半以降をご指定下さい。
希望納期を規定納期未満でご指定頂いた場合、確認が取れた後の手配開始となります

楽譜・書籍等………オンラインで注文が可能です。宅配便にて商品をご自宅にお届けいたします。
作曲:G. ガーシュウィン
作詞:D. ヘイワード
編曲:松波千映子
A4判/12頁
グレード:中級
演奏時間:約2分30秒
ISBN 978-4-7609-2087-7
ジョージ・ガーシュウィンの唯一のオペラ「ポーギーとベス」の中でクララが赤ん坊に歌う有名なアリア。ガーシュウィンの楽曲の中で最も演奏されているナンバーといって過言ではない名曲をおしゃれな混声合唱でアレンジ。厳かに始まった音楽はやがてファンキーな曲調となってラストに向かって高揚していく。
Summertime  (2'30")
<まえがき> 

 “Summertime”(サマータイム)はジョージ・ガーシュウィンが晩年に仕上げたオペラ『ポーギーとベス』冒頭で赤ん坊のための子守唄として印象的に登場します。オペラの舞台設定は黒人奴隷の名残があり人種差別も著しかった1900年代前半アメリカ南部。そのため、この曲も今では一般的な12小節のブルース進行ではなく、クラシックで馴染みがあり、且つ、ラグタイム(アフリカ系がルーツの初期のジャズスタイル)で定番の16小節ブルースの形式がとられています。前半は耳馴染みのある典型的なシンプルなブルースの和声進行から始まることにより、最後の4小節の和声進行が変化に富み印象的に感じられる仕掛けになっています。そしてそれらの形式的な和声進行の上に、さらにシンプルなダイアトニック(臨時記号を一切伴わない)メロディーが乗せられているのがこの曲の音楽的特性です。物語の原作者ヘイワードによってアメリカ南部訛りの平易な口語体で書かれている詩は2連からなり、それぞれが1つのコーラスを成しています。前半は幼子に歌いかける子守唄でありながらもその時代のアフリカ系アメリカ人の苦しい生活状況や南部の長閑な光景を窺い知ることができ、後半ではいつか苦しい生活の中から抜け出して大きな世界へと羽ばたいてほしいと、我が子に託す未来への希望を歌っています。

 このアレンジでもオリジナルの構成に基づき、最初は子供に歌いかけるように叙情的に歌ってもらえたらと思います。メロディーのそれぞれのフレーズを丁寧に語るように歌って表現してみてください。コーラスが主役となるように、ピアノは合いの手・脇役として寄り添うように。言葉やフレーズの揺れに沿って歌いつつ、徐々に安定した一定のテンポへと着地するように意識しながら進行してみましょう。ゆっくりめのテンポでスウィングする場合は、短い音が跳ねてしまわないよう、拍裏の短い音から次の拍あたまの音へという方向性を意識すると自然なスウィングのリズムになりますよ。Dからはスウィングではなくストレートの一定のリズムで、ベースやドラムの音を想像しながらソウルやファンクのグルーヴを感じながら歌ってみて下さい。ピアノは安定したベースラインとリズムを際立たせるように意識し、主体的にグルーヴ感を創り出して全体をリードしてください。コーラスはそのグルーヴに乗りつつキレ良いリズムで縦をカッチリと合わせるとかっこよく決まります。2拍目と4拍目のビートを意識したり、スネアドラムの代わりとして手拍子やスナップを入れるのもおすすめです。終盤、転調をしてより一層盛り上げて高揚感を持ったままエンディングへと向かってください。

 20世紀を代表するオペラ、また、商業的ミュージカルの先駆けとされる『ポーギーとベス』ですが、“オペラ”として発表された作品群の中の1曲が、単独曲としてこれまでにジャンルの垣根を越えて多くのアーティストに取り上げられているのは、多くの人々が普遍的に共感できる何らかの力がこの曲にあったからに違いありません。ジョージ・ガーシュウィンが円熟期に満を持して臨んだオペラ創作として選んだのは、当時マイノリティーであったコミュニティーを題材とした作品でした。創作から100年近くの月日を経てグローバル化がより一層加速した結果、ここアジアの一国日本で、合唱という形態で、そして当時の黒人と同じく形は見えぬ閉塞感を打ち破る一縷の希望としてこの曲を歌いあげる時代が来たこと、亡きガーシュウィンはどう感じるだろうかと思いを馳せるのも、この曲の内包する不思議な力のせいかもしれません。  
 
松波千映子

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