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トップ > ピアノ楽譜 > 曲集 > サン=サーンス(中西充弥):「サン=サーンス ピアノ曲集」

サン=サーンス(中西充弥):「サン=サーンス ピアノ曲集」

価格 : 税込2,200円(本体2,000円)
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サミットの開催に伴い下記の期間、広島県、山口県でヤマト便の配送に影響が出る見込みです。
ご注文の際は予めご了承ください。

 

期間 2023年5月18日(木)〜22日(月)

エリア 広島県全域(特に広島市中区、東区、南区、西区)、山口県岩国市、玖珂郡和木町

 

上記エリアにおいて当該期間の日付 ・時間指定不可と、場合により配達不能および配達遅延が生じる可能性があります。何卒ご了承下さい。

★市販CDの有無はこちらよりご確認ください
★領収書につきましてはこちらをご覧ください

2019/11/25 13:30 現在サーバメンテナンスの都合で立ち読みがご覧いただけません。

カワイ出版は棚卸のため下記期間休業致します。

 

2023年9月29日(金)

 

この休業に伴いご注文の出荷は下記の通りとなります。

 

在庫のある商品

28日午前までの注文を当日発送、28日午後以降のご注文は10月2日(月)発送となります。

※ご注文はクレジット・代引きの場合ご注文処理日、銀振・コンビニの場合ご入金確認日となります。ご注意ください。 ※休業期間中にいただいたお問い合わせのメールににつきましては明けてからのご返信となります。

以上ご案内申し上げます。


★ご注文はクレジット・代引きは注文確認日、銀振・コンビニ払いの場合入金確認日が注文処理日となります(午前中まで。午後以降は翌営業日となります)。
※受注生産品ご注文の際、納期指定をされる場合は必ず11日目以降をご指定下さい。
希望納期を規定納期未満でご指定頂いた場合、確認が取れた後の手配開始となります

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作曲:シャルル・カミーユ・サン=サーンス
校訂:中西充弥
菊倍判/64頁
グレード:初〜中級
ISBN 978-4-7609-0674-1
2021年が没後100年となるカミーユ・サン=サーンス(1835-1921)のピアノ小品集。全体に易しめの作品を中心に選曲。国内でサン=サーンスに最も造詣の深い著者による選曲と解説。世界初出版となる子供の頃の作品も収録。全11作品。
1. アレグレット <世界初出版>
2. 無言歌
3.[2つのバガテル] *1
4. プレリュード
5. メヌエット(「組曲」より第2曲)
6. 鐘(「アルバム」より第2曲)
7. メヌエットとワルツより
8. ガヴォット
9. 6つのバガテルより第1曲
10. ガヴォット(「J. S. バッハ作品の12のピアノ編曲集」より第10曲) *2
11. ヴァイオリンとピアノのためのエレジー *2

*1の[ ]はサン=サーンスが付けたタイトルではないため
*2はサン=サーンスによる編曲作品


 
<まえがき>

 シャルル・カミーユ・サン=サーンス(1835-1921)は現在では《動物の謝肉祭》やオルガン付きの《交響曲 第3番 op.78》等の作品により作曲家として有名です。しかし1846年、10歳でパリの著名なコンサート・ホールであるサル・プレイエルでソリストとしてデビューし、晩年まで演奏活動を行った当時を代表するピアニストでもありました。日々の日課としてのピアノ練習は欠かされることがなく、サン=サーンスにとってピアノは日常生活の一部であり、ピアノを弾くことは母国語であるフランス語を話すような感覚であったかもしれません。そして一生の多くの時間を演奏旅行に費やした彼のピアノ作品は、当然ながら、5曲の《ピアノ協奏曲》に代表されるように自分で初演をする前提で書かれたものが多く、さらに19世紀のヴィルチュオジテ(超絶技巧)がもてはやされたフランスの時代背景を反映し、技術的に難しいものが大半です。 そのため、サン=サーンスという名前は有名であっても、ピアノ初学者にはあまり作品に触れる機会がなかったのですが、この曲集においてはなるべく平易なものを集め、多くの方にサン=サーンスの世界に親しんでいただけるよう配慮いたしました。

 サン=サーンスは「フランスのベートーヴェン」と形容されることもあるほど、まずは古典作家です。協奏作品などでは異国趣味にあふれたロマン主義的な作品が目を引きますが、彼のピアノ小品においては古典的な均整で、端正な美しさが特徴です。ドイツに遅れて19世紀フランスにサン=サーンスが興した擬古典主義は、その後のフランス音楽の発展を準備する基礎となり、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェルへと花開いていくことになります。20世紀の新古典主義に先駆けてバッハやラモーなどの古い音楽を再評価し、古楽復興の先鞭をつけたのも彼の業績の一つです。そしてサン=サーンスの驚くべきところは、若くして彼のスタイルが確立され、晩年まで首尾一貫していることでしょう。

 しかし、この曲集では難しいことは考えずに、サン=サーンスのピアノ小品の宝石箱を開け、その愛らしい音楽を楽しんでいただけると幸いです。
 
中西充弥

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