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松下 耕:谷川俊太郎の詩による子ども(女声)のための合唱曲集「生きる今日 夢見る明日(あした)」 
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作曲:松下 耕
作詩:谷川俊太郎
A4判/56頁
グレード:中級
演奏時間:約19〜20分
ISBN 978-4-7609-2589-6
谷川俊太郎の「児童詩」に作曲された5曲。平易な言葉の中に生きる希望を与えてくれる、歌いごたえのある曲集。演奏会はもちろん、コンクールにも最適。
1. すき (3’50”)
2. いのち (3’40”)
3. いま (3’40”)
4. 未来へ (4’25”)
※ショートヴァージョン(3’45”)
5. ひとりひとり (3’30”)
<まえがき>
ここ数年、私は子どものための曲を書く機会が激増した。自分で、児童合唱団を持った、ということもあるが、それだけでなく、何故か最近、子供の合唱と関わる機会が増え、同時に、様々なことを学ばさせてもらっている。 この曲集は、ここ数年間に子ども達のために書いた曲を集めたものである。テキストは、すべて谷川俊太郎さんの詩によっている。 全ての曲は、小学校の合唱部のために書いたもので、初演はどれも、コンクールの自由曲として演奏された。
以下、1 曲ずつ、簡単に初演情報と内容を記しておく。
《すき》 委嘱初演・熊本県山鹿市立山鹿小学校合唱部、2014年の合唱コンクールにて。 『すき』という言葉の持つ明るさとパワーを音化。すき、という心躍る感覚、浮き浮きした気分を、思う存分爆発させていただきたい。
《いのち》 委嘱初演・東京都目黒区立中目黒小学校合唱団、2019年の合唱コンクールにて。 凄まじい生命力を持った詩である。大いなる地球への崇高な讃歌。強烈なビートが醸し出すグルーヴ感を全身で楽しんで、自由な表現をしてほしい。
《いま》 委嘱初演・熊本県山鹿市立山鹿小学校合唱部、2017年の合唱コンクールにて。 これほどまでに『家族』という共同体を端的に、そして鮮やかに表した詩が他にあるだろうか。私は最近、『家族』という単位は不思議だとつくづく思っている。いったい、どういう家族が「幸せ」で、どういう家族が「不幸せ」なのだろうか。ウチはうまくいってない、と思っていても、実は幸せ、という家族もあるだろうし、「幸せ」を装っていても、本音で語れない家族もあろう。このあたり、実におもしろい。『家族』の持つ、素晴らしさ、そしてペーソスとを引っ括めて、爽やかな風のような音楽に落とし込んでみた。
《未来へ》 委嘱初演・東京都町田市立鶴川第二小学校合唱部、2018年の合唱コンクールにて。 この壮大なスケールの詩は、子どもや、若者に対する詩人からの、愛情あふれる大きなプレゼントである。私は、この曲をブダペストで、リスト音楽院とコダーイ博物館のホールを使わせてもらって、数日間で書き上げた。ブダペストの街並みと、二つのホールの素晴らしいピアノが、私のイマジネーションを豊かにしてくれた。
《ひとりひとり》 委嘱初演・熊本県山鹿市立山鹿小学校合唱部、2016年の合唱コンクールにて。 この曲は、子ども達に限らず、大人も含めて人間に対する『生きることへの讃歌』である。 『個性』の発露と認容が、いかに大事か。それを、この歌はうたう。人間である限り、個人の主体性はリスペクトされるべきであり、また、そういう世の中になってほしい、という作者二人の願いが込められている。
最近、子どもらしくない小学生、中学生や、目標を見失った大学生らを多く目にする。まず、一個人としてのアイデンティティを育てる場、それが学校であったり、社会であったりして欲しいものだ。 曲は、終始躍動するリズムに乗って疾走する。この曲で、心と体を開放し、自分に出会い、堂々と自分を主張してもらえれば嬉しい。 松下 耕 |