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松下 耕:谷川俊太郎の詩による子ども(女声)のための合唱曲集「生きる今日 夢見る明日(あした)」

価格 : 税込1,870円(本体1,700円)
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ご注文の際は予めご了承ください。

 

期間 2023年5月18日(木)〜22日(月)

エリア 広島県全域(特に広島市中区、東区、南区、西区)、山口県岩国市、玖珂郡和木町

 

上記エリアにおいて当該期間の日付 ・時間指定不可と、場合により配達不能および配達遅延が生じる可能性があります。何卒ご了承下さい。

★市販CDの有無はこちらよりご確認ください
★領収書につきましてはこちらをご覧ください

2019/11/25 13:30 現在サーバメンテナンスの都合で立ち読みがご覧いただけません。

カワイ出版は棚卸のため下記期間休業致します。

 

2023年9月29日(金)

 

この休業に伴いご注文の出荷は下記の通りとなります。

 

在庫のある商品

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※ご注文はクレジット・代引きの場合ご注文処理日、銀振・コンビニの場合ご入金確認日となります。ご注意ください。 ※休業期間中にいただいたお問い合わせのメールににつきましては明けてからのご返信となります。

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希望納期を規定納期未満でご指定頂いた場合、確認が取れた後の手配開始となります

楽譜・書籍等………オンラインで注文が可能です。宅配便にて商品をご自宅にお届けいたします。

作曲:松下 耕
作詩:谷川俊太郎
A4判/56頁
グレード:中級
演奏時間:約19〜20分 
ISBN 978-4-7609-2589-6


谷川俊太郎の「児童詩」に作曲された5曲。平易な言葉の中に生きる希望を与えてくれる、歌いごたえのある曲集。演奏会はもちろん、コンクールにも最適。

1. すき       (3’50”)
2. いのち    (3’40”)
3. いま             (3’40”)
4. 未来へ    (4’25”)
 ※ショートヴァージョン(3’45”)
5. ひとりひとり (3’30”)


 
<まえがき>

 ここ数年、私は子どものための曲を書く機会が激増した。自分で、児童合唱団を持った、ということもあるが、それだけでなく、何故か最近、子供の合唱と関わる機会が増え、同時に、様々なことを学ばさせてもらっている。
 この曲集は、ここ数年間に子ども達のために書いた曲を集めたものである。テキストは、すべて谷川俊太郎さんの詩によっている。
 全ての曲は、小学校の合唱部のために書いたもので、初演はどれも、コンクールの自由曲として演奏された。

 以下、1 曲ずつ、簡単に初演情報と内容を記しておく。

《すき》
 委嘱初演・熊本県山鹿市立山鹿小学校合唱部、2014年の合唱コンクールにて。
 『すき』という言葉の持つ明るさとパワーを音化。すき、という心躍る感覚、浮き浮きした気分を、思う存分爆発させていただきたい。

《いのち》
 委嘱初演・東京都目黒区立中目黒小学校合唱団、2019年の合唱コンクールにて。
 凄まじい生命力を持った詩である。大いなる地球への崇高な讃歌。強烈なビートが醸し出すグルーヴ感を全身で楽しんで、自由な表現をしてほしい。

《いま》
 委嘱初演・熊本県山鹿市立山鹿小学校合唱部、2017年の合唱コンクールにて。
 これほどまでに『家族』という共同体を端的に、そして鮮やかに表した詩が他にあるだろうか。私は最近、『家族』という単位は不思議だとつくづく思っている。いったい、どういう家族が「幸せ」で、どういう家族が「不幸せ」なのだろうか。ウチはうまくいってない、と思っていても、実は幸せ、という家族もあるだろうし、「幸せ」を装っていても、本音で語れない家族もあろう。このあたり、実におもしろい。『家族』の持つ、素晴らしさ、そしてペーソスとを引っ括めて、爽やかな風のような音楽に落とし込んでみた。

《未来へ》
 委嘱初演・東京都町田市立鶴川第二小学校合唱部、2018年の合唱コンクールにて。
 この壮大なスケールの詩は、子どもや、若者に対する詩人からの、愛情あふれる大きなプレゼントである。私は、この曲をブダペストで、リスト音楽院とコダーイ博物館のホールを使わせてもらって、数日間で書き上げた。ブダペストの街並みと、二つのホールの素晴らしいピアノが、私のイマジネーションを豊かにしてくれた。

《ひとりひとり》
 委嘱初演・熊本県山鹿市立山鹿小学校合唱部、2016年の合唱コンクールにて。
 この曲は、子ども達に限らず、大人も含めて人間に対する『生きることへの讃歌』である。
『個性』の発露と認容が、いかに大事か。それを、この歌はうたう。人間である限り、個人の主体性はリスペクトされるべきであり、また、そういう世の中になってほしい、という作者二人の願いが込められている。

 最近、子どもらしくない小学生、中学生や、目標を見失った大学生らを多く目にする。まず、一個人としてのアイデンティティを育てる場、それが学校であったり、社会であったりして欲しいものだ。
 曲は、終始躍動するリズムに乗って疾走する。この曲で、心と体を開放し、自分に出会い、堂々と自分を主張してもらえれば嬉しい。
松下 耕

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