トップ > 合唱楽譜 > 児童 > 松下 耕:谷川俊太郎の詩による子ども(女声)のための合唱曲集「生きる今日 夢見る明日(あした)」
松下 耕:谷川俊太郎の詩による子ども(女声)のための合唱曲集「生きる今日 夢見る明日(あした)」 
5500円以上お買上で送料無料
ただいま税込定価1,650円以上お買い上げの場合送料無料!
(送料・手数料を除く商品価格)
ただいま税込定価1,650円以上お買い上げの場合クリアファイルをプレゼント!(送料・手数料を除く商品価格)。
詳細は
こちら
★市販CDの有無は
こちらよりご確認ください
★領収書につきましては
こちらをご覧ください
★受注生産商品のご注文の場合に数量下にあるオプション選択欄を選択頂く仕様に変更致しました。「受注生産品の納期2週間強了承」をご選択頂かないとカートに入れられませんのでご注意下さい。発送日の目安は左カラムのカレンダーをご覧ください。
2019/11/25 13:30 現在サーバメンテナンスの都合で立ち読みがご覧いただけません。
カワイ出版ONLINEは2021年4月29日(木)・5月1日(土)〜5日(水)を休業とさせて頂きます
【受注生産商品(ODP)】
休業の都合で受注生産品の納品は下記の通りとなりますのでご注意ください。
〔受付日〕 〔納品予定日〕
現在 ~4月30日(金) ⇒ 3週間強で5月連休明け以降の発送となります。
連休中〜5月6日(木) ⇒ 5月21日(木)発送予定
以降は通常通り2週間強納品となります。
※ご注文はクレジット・代引きの場合ご注文処理日、銀振・コンビニの場合ご入金確認日となります。ご注意ください。
※休業期間中にいただいたお問い合わせのメールににつきましては明けてからのご返信となります。
★ご注文はクレジット・代引きは注文確認日、銀振・コンビニの場合入金確認日が注文処理日となります(午前中まで。午後以降は翌営業日となります)。
※受注生産品ご注文の際、納期指定をされる場合は必ず2週半以降をご指定下さい。
希望納期を規定納期未満でご指定頂いた場合、確認が取れた後の手配開始となります
楽譜・書籍等………オンラインで注文が可能です。宅配便にて商品をご自宅にお届けいたします。
作曲:松下 耕
作詩:谷川俊太郎
A4判/56頁
グレード:中級
演奏時間:約19〜20分
ISBN 978-4-7609-2589-6
谷川俊太郎の「児童詩」に作曲された5曲。平易な言葉の中に生きる希望を与えてくれる、歌いごたえのある曲集。演奏会はもちろん、コンクールにも最適。
1. すき (3’50”)
2. いのち (3’40”)
3. いま (3’40”)
4. 未来へ (4’25”)
※ショートヴァージョン(3’45”)
5. ひとりひとり (3’30”)
<まえがき>
ここ数年、私は子どものための曲を書く機会が激増した。自分で、児童合唱団を持った、ということもあるが、それだけでなく、何故か最近、子供の合唱と関わる機会が増え、同時に、様々なことを学ばさせてもらっている。
この曲集は、ここ数年間に子ども達のために書いた曲を集めたものである。テキストは、すべて谷川俊太郎さんの詩によっている。
全ての曲は、小学校の合唱部のために書いたもので、初演はどれも、コンクールの自由曲として演奏された。
以下、1 曲ずつ、簡単に初演情報と内容を記しておく。
《すき》
委嘱初演・熊本県山鹿市立山鹿小学校合唱部、2014年の合唱コンクールにて。
『すき』という言葉の持つ明るさとパワーを音化。すき、という心躍る感覚、浮き浮きした気分を、思う存分爆発させていただきたい。
《いのち》
委嘱初演・東京都目黒区立中目黒小学校合唱団、2019年の合唱コンクールにて。
凄まじい生命力を持った詩である。大いなる地球への崇高な讃歌。強烈なビートが醸し出すグルーヴ感を全身で楽しんで、自由な表現をしてほしい。
《いま》
委嘱初演・熊本県山鹿市立山鹿小学校合唱部、2017年の合唱コンクールにて。
これほどまでに『家族』という共同体を端的に、そして鮮やかに表した詩が他にあるだろうか。私は最近、『家族』という単位は不思議だとつくづく思っている。いったい、どういう家族が「幸せ」で、どういう家族が「不幸せ」なのだろうか。ウチはうまくいってない、と思っていても、実は幸せ、という家族もあるだろうし、「幸せ」を装っていても、本音で語れない家族もあろう。このあたり、実におもしろい。『家族』の持つ、素晴らしさ、そしてペーソスとを引っ括めて、爽やかな風のような音楽に落とし込んでみた。
《未来へ》
委嘱初演・東京都町田市立鶴川第二小学校合唱部、2018年の合唱コンクールにて。
この壮大なスケールの詩は、子どもや、若者に対する詩人からの、愛情あふれる大きなプレゼントである。私は、この曲をブダペストで、リスト音楽院とコダーイ博物館のホールを使わせてもらって、数日間で書き上げた。ブダペストの街並みと、二つのホールの素晴らしいピアノが、私のイマジネーションを豊かにしてくれた。
《ひとりひとり》
委嘱初演・熊本県山鹿市立山鹿小学校合唱部、2016年の合唱コンクールにて。
この曲は、子ども達に限らず、大人も含めて人間に対する『生きることへの讃歌』である。
『個性』の発露と認容が、いかに大事か。それを、この歌はうたう。人間である限り、個人の主体性はリスペクトされるべきであり、また、そういう世の中になってほしい、という作者二人の願いが込められている。
最近、子どもらしくない小学生、中学生や、目標を見失った大学生らを多く目にする。まず、一個人としてのアイデンティティを育てる場、それが学校であったり、社会であったりして欲しいものだ。
曲は、終始躍動するリズムに乗って疾走する。この曲で、心と体を開放し、自分に出会い、堂々と自分を主張してもらえれば嬉しい。
松下 耕
|