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なかにしあかね:女声合唱とピアノのための「大地の詩(うた)」

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日本語詞・作曲:なかにしあかね
A4判/48頁
グレード:中級
演奏時間:約17分
ISBN 978-4-7609-2577-3
2019年4月、女声合唱団「調(しらべ)」により委嘱初演。イギリスの古い詩から5つ選び、全編をを通して小鳥や虫、生き物たちの様子が人や季節の移ろいとともに軽やかに描かれている。全5曲。
1. かっこう (4’00”)
2. 麦を刈る乙女 (4’10”)
3. こまどりとねこ (1’20”)
4. 秋へのオード (3’20”)
5. 大地の詩 (3’30”)
<まえがき>
この作品は、女声合唱団「調(しらべ)」のために書かせて頂いたものです。「音域はG からG まで」というご要望に添いつつ、豊かな表現力を存分に発揮して頂けるようにと願い、ここ数年集中的に取り組んでいるイギリスロマン派詩から日本語詞を起こす研究をさらに深めて、オリジナルのテキスト作らせて頂きました。
【かっこう】
ウィリアム・ワーズワース(William Wordsworth:1770〜1850)の暮らした湖水地方で、かっこうは春に先駆けて鳴きます。春の喜びと過去への懐古の間を行き来するかっこうの声は、「春」「追憶」「恩寵」の象徴なのです。
【麦を刈る乙女】
ワーズワース自身がスコットランド高地を旅行した後、友人トマス・ウィルキンソンの「英国山国紀行」に登場する乙女の姿から着想を得て書いた詩だと言われています。民族や時代を越えて、人々が連綿と、素朴に歌い続けてきたことの力強さを想います。
【こまどりとねこ】
マザー・グースのこの詩を、無邪気な「幕間劇」のような扱いで挿入しました。こまどりが逃げて幕間劇は終り、組曲としては次に現実の秋がやってきますが、逃げていったこまどりは、4曲目「秋のオード」の中で「彼らは彼らの歌」を歌っているのです。
【秋へのオード】
ジョン・キーツ(John Keats:1795〜1821)の「Ode to Autumn」は3 連の詩から成っており、この詩は第三連(第一連は、混声合唱組曲『四季の翼』に使用)、秋の夕暮れと音の世界が表象されます。冬の「死」が間近に迫る「秋」をあるがままに受け入れ、今を精一杯充実して生きることが尊いのだと歌います。
【大地の詩】
キーツが1817年12月に、友人である詩人のリー・ハントと共に、炉辺のこおろぎの鳴き声を聴きながら詩の競作を行った時に作ったとされる詩です。キーツはこの詩を書く直前に、人の肉体を治癒する医師よりも、魂を癒す詩人になる覚悟を固めたと言われています。キーツにとって詩の使命は、空想の美の世界に遊ぶことではなく、大地の詩を歌うこと。小さな命への愛情に満ちた、大地の詩です。
この作品では特に、テキストの構成が、音楽の構成と密接に関わっています。全編を通して、小鳥や虫、生き物たちが「大地の詩」を歌う、それぞれの命の季節を表現して頂けましたら幸いです。
なかにしあかね
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音源はなかにしあかねさんよりリンク許可を頂きました。下記画像をクリックすると再生ページが表示されます。
大地の詩(初演)全曲
