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相澤直人:男声合唱アルバム「ペルホネンのレター」

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作曲:相澤直人
作詩:minä perhonen
A4判/32頁
グレード:中級
演奏時間:約15分35秒
ISBN 978-4-7609-1956-7
塩野静一記念男声合唱振興基金の委嘱作品。2018年8月作曲者の指揮で駿河台倶楽部によって初演された。
ファッションブランドの「ミナ ペルホネン」のHPで発表されている詩をテキストとした無伴奏の曲集。
気難しくなく、長くなく、おしゃれに。発信されているブランドのイメージと詩から、男声合唱特有の骨太の音楽ではなく、男の色気を感じるようなチャーミングな曲集に仕上がっている。
1. 大切(2’15”)
2. ひっそりと(1’35”)
3. 何も無い(1’35”)
4. 0(ゼロ)(1’25”)
5. happy happens(1’45”)
6. 冬の願い事(3’30”)
7. 友と月(3’30”)
下記リンクより音源の試聴が出来ます。この曲集の音源は駿河台倶楽部様にご協力頂きました。
<まえがき>
ミナ ペルホネンの皆川さんの詩は、やさしく、あたたかく、私たちの何気ない日常にとても近いところにあります。心が荒んだとき、気持ちがネガティブなとき、そっと寄り添ってくれて元気づけてくれるかのようです。皆川さんからのメールマガジンに1篇ずつ寄せられるこれらの詩に因んで、「ペルホネンのレター」とタイトルを名付けさせていただきました。それにしても、靴下やほぼ日手帳のカバーなどでミナ ペルホネンの存在を知っておりましたが、このようなステキな詩に出会うことができたことは、駿河台倶楽部の皆さんとの出会いがあったからこそです。
この作品は、「塩野静一記念男声合唱振興基金」から委嘱され、明治大学グリークラブOB会合唱団 駿河台倶楽部によって初演されました。
出会い。そう、委嘱のお話を頂戴し、ミーティングを持った際にこれらの詩が候補の第一として提案され、すぐに無伴奏の大きくないサイズの作品集を作ろうと心に決めました。そして、タイミングよく駿河台倶楽部の皆さんの生演奏に接する機会があり、いわゆるパワー型の合唱ではなく、センスよく楽曲をチャーミングに魅せている姿を目の当たりにしたことが、作品のスタイルを決定づけたと思います。耳に残るその感覚を踏襲しながら、様々な曲のテイストや、前後関係、1ステージのドラマとしての魅力、などがある種の即興性を軸としながら順に作曲されていったのです。以下、演奏のヒントに、作曲をした際の一言メモを付記します。
<全体の風景>
・気難しくない(詩と同じような即興性。日常に近い、心に寄り添う音楽。)
・難しくない(譜面の見た目で驚かせない。)
・長くない(メルマガに掲載されているオシャレさ、ある種の気軽さを壊さない。)
・常に洒落っ気を(自分の好きな和音をふんだんに取り入れる。)
「大 切」:シンプルな和声感を外さず、愛情たっぷりに歌いあげる楽曲。
A dur(イ長調)は、憧れと祈り。
「ひっそりと」:無調的なC dur(ハ長調)と c moll(ハ短調)での決意、気付き。そして振り返り。
「何も無い」:その空虚感をC durで諧謔的に歌う。大きな予感って、そんな何気ないところ、何も無いところから。
「0」:ゼロの割にギュッと高密度な和音に閉じ込めてみた。
ゼロには夢も希望もいっぱい詰まっているのだから。
「happy happens」:いけてるオジサマ専用の愛唱用鼻歌。これを口ずさむと良いこと起こりそう、な。
「冬の願い事」「友と月」:この曲集の中にあって、やや規模の大きな作品。
2曲のバラードに共通して感じられる短調的な響きは、決して後ろ向きなものではなく、思
慮の深さ、願いの深さである。そしてそれは、いつか訪れる長調への憧憬を見、その未来を
約束しているものである。
相澤直人
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