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鈴木輝昭:混声合唱とピアノのための「三つのソネット」

価格 : 税込1,760円(本体1,600円)
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作曲:鈴木輝昭
作詞:立原道造
A4判/48頁
グレード:中級
演奏時間:約12分
ISBN 978-4-7609-1989-5
「登戸混声合唱団(神奈川県川崎市)」委嘱作品。立原道造の性格の異なる3編の詩を表情豊かに歌う。作曲者特有の響き・動きの中で、時にささやき時に強く訴える。緩・急と続き、終曲は太古の世界にも想いをめぐらせた感動的な作品になっている。作曲者の作品の中で比較的易しく仕上がった。

1. 薄明                         (4'00")
2. わかれる昼に             (3'00")
3. 民謡−エリザのために (4'10")
 
<まえがき>

混声合唱とピアノのための《三つのソネット》は、登戸混声合唱団の委嘱により作曲した組曲作品で、立原道造 詩の三篇のソネットをテキストとしている。

 指揮者 片野秀俊氏からの合唱作品作曲の依頼にお応えして2013年、第1曲目の「薄明」を書いた。その後数年を経て、2016年に第2曲「わかれる昼に」と第3曲「民謡―エリザのために」を書いて組曲完成とした。

 1989年に作曲した、立原道造の詩による《四つの優しき歌》(カワイ出版)が、混声合唱に取り組んだ最初の作品であった。それから四半世紀、多くの合唱作品を作曲してきたが、立原道造の詩に向き合ったのはそのとき以来、今回で漸く二作目である。たまたま機会がなかったのかもしれないし、意識して避けてきたのかもしれない。しかしながら、歳月を重ねて再び立原道造と出会う機会が巡ってきたことに、感慨深い思いを抱いている。

 立原道造のソネットは、言葉そのものが歌である。古代ギリシャの叙情詩人がそうであったように、詩人は言葉を奏でる音楽家であり、湧き出た言葉は既に音楽として完結していた。意味よりも韻を、情景よりも心象を綴るその表現の在り方は、立原道造の詩作の姿勢にも色濃く反映されている。謂わば、詩の外に音楽を必要としない難しさが立原道造の詩には宿っている。

 言葉に寄り添うことなく、しかしその世界を遠ざけることなく、音楽は自在な曲線を描くことに意を注いだ。自然と必然が共存する、抒情的な劇性の構築を模索した。三つの楽章は緩・急・緩の構成による様式上の自立を核とし、それぞれの楽曲が異なる音楽的性格を提示する。ピアノによって断続的に奏される主要動機の断片は、曲想の輪郭と方向性を積極的に定着させるものである。
 
鈴木輝昭

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