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荻久保和明:男声合唱とピアノのための「炎える母」

価格 : 税込2,268円(本体2,100円)
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作曲:荻久保和明
作詩:宗 左近
A4判/84頁
グレード:中〜上級
演奏時間:約31分30秒
ISBN 978-4-7609-1953-6


1980年、早稲田大学グリークラブ委嘱作品。
空襲の劫火の中に母を失った宗左近の強烈な詩集をテキストとする。作曲者の初期の作品で、同じコンビによるその後の「縄文」シリーズの嚆矢となった作品。分厚く激しい合唱と、切れ味の鋭いピアノが絡み合った秀作。全5曲。ピアノ伴奏付き。

1.  機    5’10”)
2.  供    7’40”)
3.  掘    2’25”)
4.  検    10’05”)
5.   墓    (6’10”)


 
<まえがき>

 『これはすごい詩だ。読みながら背中がゾクゾクした。読むというよりも読みとばすという感じがピッタリのそのスピード感の中に、僕は沈んだ。「駈け足」・「あえいでいた」・「走った」・「走っている」などという言葉の持つ切迫感が、抜群のタイミングで配されている。それは、実にすばらしい音楽的な勘によってなされているように、僕には思えた。
 ただ詩の中に内在するスピード感を捕捉すること。それは、音楽が詩に追随するのではなくて、もともと音楽的なものを音楽として具現したに過ぎない。すなわち、この詩の中には言葉を味わう感動だけではなく、それを読む、純粋に「読む」という行為の中にもある、切実な感動がある。もちろん、それは定型詩の時のようなものではなくて、もっと内的な感覚なのだが。その感覚の緩から急へのベクトルとしての在り方には、作者の巧みな配慮がなされていて僕を驚かす。しかも、そこには純粋なリアリズムの美というものがあるような気がする。だが美といっては語弊があって、作者のマゾヒスティックとも思える贖罪意識や、露悪的にも見える自己卑下は、もっと一種異様なものである。
 曲は気鉢供↓靴鉢犬組になっているが、内容的にも、音楽的にも、気ら犬泙任魄譴弔龍枋イ了続として捉えていただければ幸いである。垢禄 左近氏流に言えば「ないなぐさめ」のレクイエムだろうか。』

 以上は初演時にプログラムに書いたものです。この曲の成立と内容、作曲意図に関しては、まさにこの通りなので転載しました。

 依頼から完成まで、あまり時間的猶予がなかったので、僕は完成初稿の下書きを、当時早大グリークラブの学生指揮者をしていたK君に渡し、浄書してくれと頼みました。もちろん浄書することにより、彼がこの曲を理解し、練習にきっと役立つと思ったからです。
 K君の浄書は、僕の思った以上の出来栄えで、まるで印刷した譜面のようでした。もちろんコンピューター浄書などない時代のこと、すべて手書きです。そして彼の下練習も同様にミスのない、極めて正確なものでした。
 しかし、練習は困難の連続。こんな難しい曲を歌ったことのない彼らには、まさに地獄の日々だったろうと思います。
 そして奇跡的な初演の後、この曲はめったに歌われることなく年月を重ね、20代後半に作曲した僕は65歳となり、ついにカワイ出版より本当に印刷した譜面として出版されることになりました。まことに嬉しい限りです。
 
荻久保和明

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