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大中恩:混声合唱のためのカンタータ「涅槃」

価格 : 税込1,944円(本体1,800円)
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作曲:大中恩
作詩:森正隆
A4判/60頁
グレード:中級
演奏時間:約33分15秒
ISBN 978-4-7609-2182-9


僧侶である詩人とクリスチャンである作曲者による混声合唱作品。1966年作曲。キリスト教音楽のように仏教音楽も演奏会でとりあげられることを願い、また仏教用語が出て来るが堅苦しく捉えずに、誰にでも気兼ねなく歌ってもらいたいという思いで書かれた作品。シンプルな構成ではあるが、スケールが大きく荘厳な合唱曲である。今回の出版に際し、サブタイトルを変更し、強弱やブレスの見直しがなされた。全10曲。

第一章 五天頌(ごてんしょう)  (3’10”)
第二章 遊行頌(ゆぎょうしょう) (2’15”)
第三章 頌 讃(じゅさん)      (2’15”)
第四章 北帰頌(ほっきしょう)    (4’10”)
第五章 沙羅頌(サーラしょう)    (4’25”)
第六章 悼詠頌(とうえいしょう)〔テノール ソロ〕 (3’25”)
第七章 遺訓頌(ゆいくんしょう)〔バリトン ソロ〕 (1’45”)
第八章 無常頌(むじょうしょう) (4’10”)
第九章 帰依頌(きえしょう)〔無伴奏男声合唱〕 (3’40”)
第十章 燈炬頌(とうこしょう)〔ソロ+合唱〕     (4’00”)



 
【1972年の「大中 恩 合唱作品による コールMeg 創立十五周年記念 九夜連続演奏会 全曲解説集」より】

 釈尊(おしゃかさま)の「涅槃」をテーマにして交声曲形式のものを書いて見たいと思って、いろいろ構想を練っていました。浅学菲才、加えて文学的素養の乏しい私には、あまりにも思いあがった行為であったようです。それでも、何か私を衝動的につきあげてくれたのは、大中恩さんの音楽であり、創作活動であったのです。
 あれや、これやで-まるで中途半端な原稿をお見せしたのが1966年の二月でした。大変いそがしい創作活動の中に、拙作を加えて頂いて、その十二月の暮に私の手元に届いたのは、演奏時間40分にもなろうという長尺物になっていました。大変シンプルな構造ながらも、今までの仏教交声曲とは余程その趣を異にした、情緒細やかな、すき透るような荘重な音楽となって完成しました。作詩者の私にとっては、全く面映ゆい限りの出来ばえでした。大中さんの述懐にいわく「あの一年間は、全くこの涅槃の二文字に憑かれたような気がする」と、大変御迷惑をかけて済まないような気もしますが、全十章の中の数篇にわたって、従来の大中作品では伺い得なかった新境地も聞けるようで私にはそれが又、云いようのないうれしさにもなっています。長い長い苦心の末に、新しい壁をつき破って、新分野を開かれた芸術的良心というか、情熱というものにいたく心打たれました。そして類まれな素晴らしい人にめぐり遇えた感動すら湧いてきました…… 。
 「涅槃」一言で表現しますと「さとり」ということです。インドの古語サンスクリットではニルヴァーナ、つまり燃えさかる煩悩の焔がフッとかき消された状態を云います。又一方、人間の肉体が滅する「死」をも意味します。
 
森 正隆〔当時の蓮光寺住職 コール・ルンビニー指揮者〕



 ある時点で、キリスト教から全く離れてしまった私ですが、それでも教会の中へ入ってまごつくほどのことはない、習慣やしきたりをわきまえてはいるつもりですが、仏教のことは全くわかりません。それが、森正隆さん(僧りょ)とのご縁で、これを書くハメになりました。
 森さんから、一応のおしえはいただきましたが、これを書くにあたって、少なくとも2・3代前までの私の祖先は、ケイケンな仏教徒としてつかえた身であろう…… 。それならば、私の血の中にもそうした流れが… と、かすかな仏教徒へのつながりをたよりにしたものでした。
 仏教音楽が、どのように確立されているのか私は知りませんが、キリスト教の音楽が、一般の演奏会で極めて自然に、大衆に親しまれて演奏されているようには、仏教音楽が演奏会の舞台にのせられてはいないようです。業々しい讃歌や、口ずさむ讃美歌はあるようですが、その中間のようなもの…… 、仏教徒でもそうでない人でも歌いたくなるようなもの、そんな交声曲に、「涅槃」を仕上げてみたかったのです。
 この種の音楽に、興味を感じたことはたしかです。これを第一作として、私の音楽がこの方面にどのように育っていくか、私にもわからないことなのですが…… 。
                                                     
大中  恩

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