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寺嶋陸也:「トンカ・ジョン」女声合唱のための 
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作曲:寺嶋陸也
作詩:北原白秋
構成:しままなぶ
A4判/64頁
グレード:中級
演奏時間:約45分(曲のみ:約30分)
ISBN 978-4-7609-1790-7
2013年にシアターピースとして初演された後、曲だけ取り出して曲間に語りを入れる形の演奏会形式の組曲として再編成されたバージョン。2015年に演奏された。
「トンカ・ジョン」とは白秋の呼び名(柳川の方言で「長男」の意)。女性に翻弄された白秋の生涯を女声によって歌う、という流れだが、良きも悪しきも、詩の中に告白されている白秋の生き様を探りながら、白秋という人間を描いた作品である。
1. 夜(7’15”)
2. 泣きにしは (5’00”)
3. 爪紅の花 (1’10”)
4. 接吻 (4’00”)
5. なつめ(3’00”)
6. 夕焼とんぼ (2’00”)
7. 月夜の家 (3’20”)
8. 二重虹 (3’10”)
9. 言葉(5’25”)
<まえがき>
この曲の初演のときのタイトルは、
女声合唱のためのシアター・ピース《やっこらさのさ、トンカ・ジョン》
〜北原白秋と三人の妻〜
というもので、曲のタイトルが示すように、「トンカ・ジョン」と呼ばれた少年時の北原白秋と、後に成人して大詩人となった白秋との対話を通して、白秋と三人の妻(白秋は生涯に二度の離婚をして妻を三人迎えている)との出会いや別れのエピソードが、曲と曲の間に劇として演じられる構成となっていた。再演の際、登場人物を成人の白秋のみとし、より簡便な形で上演できるように、音楽はそのままで台本のみが再構成されたが、この楽譜の巻末に載せてあるのは、その再演時の台本である。
白秋は、日本語による詩の表現をきわめた日本最大の詩人のひとりといってよかろう。作品を生み出す契機となった大詩人の生涯に触れつつ歌うことで、歌や音楽の表現の幅もまた大きく広げてゆきたい、というのが、指揮者や合唱団も含め初演や再演に携わったひとすべての願いであった。
詩の選択も含む台本の構成はしままなぶさんによるもので、歌われる部分の歌詞はすべて白秋の詩である。若いときの耽美的なモダニズムの詩からはじまり、第5曲以降の円熟した時期の童謡まで、詩人の半生を辿る配列となっているが、曲だけを抜き出して演奏した場合のことも考えられている。つまり、劇を含むシアトリカルな上演、曲だけによる合唱曲としての上演、あるいはその中間の、ナレーションを含む合唱曲、というような形など、どのような形でも上演することがでる。9曲全曲でなく、抜粋による演奏も差し支えない。初演時の台本による上演ももちろん大歓迎なので、その場合の台本については、出版社までお問い合わせ願いたい。
寺嶋陸也
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