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松本 望:男声合唱とピアノのための組曲「瞬間(とき)の輝き」 
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作曲:松本 望
作詩:高見 順
A4判/44頁
グレード:中級
演奏時間:約16分10秒
ISBN 978-4-7609-1946-8
初演時は「高見順の詩による4つの歌」と題して発表されたが、出版を機に改題された。
高見順の詩作は晩年の闘病期に集中していることから、内向的なものが多いが、その中でも生の輝きとエネルギーを秘めた作品を選び、若い人たちのためにメロディーを重視したスタイルで作曲された作品。
「新緑」と「陥星」は無伴奏である。
1. 新緑(2’00”)
2. 私にはそれが見える (4’10”)
3. 陥星 (4’40”)
4. 波の音(5’20”)
<まえがき>
男声合唱とピアノのための組曲「瞬間の輝き」は、立命館大学メンネルコールの委嘱により作曲、2016年12月に同団の創立70周年記念定期演奏会にて初演された。 以下は初演時のプログラムノートからの引用である。
この委嘱作品の作曲に取り掛かる前にまず、メンネルコールの団員の皆さんに「歌いたい詩・曲が付いたら良いだろうなと思われる詩」を幾つか挙げてもらい、それを元に私が最終的に詩を選ぶという作業を行ったのだが、そうして「候補」に挙がってきた様々な詩の中に高見順氏の何篇かの詩も入っていた。 高見氏の著作においては詩よりも小説や評論が大半を占め、詩作は主に後半生の自身の癌闘病期に集中している。そのためか、詩の内容は人間の生死や世の中の様々な出来事(ごく日常的なことを含めて)を達観しているような内容のもの、かなり内向きなものが多いが、自分の死を常に意識しているからこそ時々キラッと光る生の輝きが何篇かの詩に感じられ、その一瞬の輝きとエネルギーが、大学生の若々しい男声合唱団に歌っていただくには共感できる内容なのではないかと思い、そうした詩に付曲した。作曲にあたっては、「曲」ではなく「歌(自然で馴染みやすいメロディーラインによる)」を書くということを特に心がけた。以下簡単に各曲の解説を記しておく。
1.新 緑…たった5行の短い詩だが、その分一瞬の「いのち」の輝きが鮮烈に残る。 曲も、大半はア・カペラのヴォカリーズで一瞬だけ歌詩を歌う。前奏曲的役割を果たす曲。 2.私にはそれが見える…ピアノが加わり、春の生命の目覚めを爽やかに歌っていくが、 最後に生命の終わりや死への不安といった影の部分が喚起される。 3.陥 星…(陥星という言葉は高見氏独自のものだと思われるが、詩の内容から察すると流星のこと らしい)…ア・カペラによる内省的な曲。しかし決して悲観的ではなく、 じんわりと暖かくなるような美しい歌を目指した。 4.波の音…新しい年を迎え生への決意を波音に重ね合わせながら力強く歌っていく。 ピアノが全体的に波のうねりや動きを表す。 終曲らしくエネルギーのある曲で組曲を締めくくる。
尚、初演時の組曲のタイトルは別のものであったが、諸般の事情により出版の際に改題させていただいた。「瞬間の輝き」というのは、上記のプログラムノートにも書いた「時々キラッと光る生の輝き」を表したタイトルである。 松本 望 |