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皆川達夫・那須輝彦:「ルネサンス・ポリフォニー選集 宗教曲篇 同声版」 
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編纂者:全日本合唱連盟による出版記念コンサートが開催され、その時の演奏がブレーンよりCD-Rで発売されております。
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監修・校訂:皆川達夫・那須輝彦
編纂:全日本合唱連盟
A4判/88頁
グレード:中級
ISBN 978-4-7609-2178-2
全日本合唱連盟の創立70年記念出版。
全日本合唱連盟が発行した「名曲シリーズ」の中から、いつまでも歌い継いでいきたいルネサンス・ポリフォニーの宗教曲を厳選し、より分かりやすく見やすい楽譜を新たに作り直した。
皆川達夫、那須輝彦という現在の最高のコンビの校訂・監修と新しい対訳、そしてムジカフィクタの解釈などにより、これらの作品の決定版とも言える画期的な出版物となった。
1 Sancta Maria, non est tibi similis(聖なるマリアよ、汝に等しきものはなし)/John Dunstable 曲
2 Ave verum corpus(めでたし、まことの御体)/Josquin des Prez 曲
3 Domine, ne in furore tuo(主よ、汝の憤りをもてわれを責めたもうなかれ)/Josquin des Prez 曲
4 Cor meum conturbatum est(わが胸は騒ぎ)/Josquin des Prez 曲
5 Mater Patris et filia(御父の母にして娘)/Antoine Brumel 曲
6 Regina caeli(天の元后)/Costanzo Festa 曲
7 In die tribulationis(わが悩みの日に)/Cristóbal de Morales 曲
8 O Crux benedicta(おお祝されし十字架)/Cipriano de Rore 曲
9 Ave Regina caelorum(めでたし、天の元后)/Giovanni Pierluigi da Palestrina 曲
10 Ave Maria(めでたし、マリア)/Giovanni Pierluigi da Palestrina 曲
11 Deus tuorum militum(神よ、汝の戦士らの)/Costanzo Porta 曲
12 Memento, salutis auctor(思い出いだしたまえ、救いの創始者よ)/William Byrd 曲
13 Adorna thalamum tuum(汝の婚礼の間を飾れ)/William Byrd 曲
14 Duo Seraphim clamabant(ふたりのセラフィム、互いに呼び交したり)/Tomás Luis de Victoria 曲
15 Domine, non sum dignus(主よ、われは足らぬものなり)/Tomás Luis de Victoria 曲
<監修にあたって>
15世紀から16世紀にかけてのルネサンス期は、西洋文化史上まれにみる黄金時代でありました。レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロといった美術家たちの活躍は誰でも知っていますが、それと並んで音楽の面でも、今回の曲集におさめられたデュファイ、ジョスカン・デプレ、ラッスス、パレストリーナたちがポリフォニー合唱書法を徹底的に開発し、今日にいたるまで合唱音楽の原点として機能する卓越した作品を生みだしていたのです。 その後に音楽の主流は、旋律優先のホモフォニーによる劇音楽や器楽音楽へ移ったため、ややともすると遠い昔の音楽とみられがちですが、人間と人間との声と声、心と心とを重ね合わせて玄妙な「ハルモニア(調和)」を織りあげるルネサンス・ポリフォニー音楽作品こそ、合唱の本来のあり方であり、基本であります。 わが国でもこの時代の作品が正当に認められ、毎年の合唱コンクール課題曲にも取り上げられています。そのような気運から、今回の『ルネサンス・ポリフォニー選集』宗教曲篇 混声版と同声版の2冊が刊行され、わたくしたち両名が監修の大任をお引き受けすることになりました。 この曲集には、いくつかの特徴があります。まず第一に、使用される音符です。全音符、倍全音符というように通常の楽譜ではあまり見受けられない長い音価の音符が多用されていますが、それはテンポが遅いという意味ではありません。小節線が一切使用されず、区分のための垂線にとどめられていることと相まって、拍節リズムのイメージを出来るだけ避け、ポリフォニー音楽の横の流れを強調しようという意図によっているのです(終止ちかくに「3」[あるいは「2」]の数字が付されている箇所は、その箇所のみ全音符3つ分[あるいは2つ分]であることの表示です。) 好適な音域で歌えるように移調して表示されている作品もありますし、この時代特有のムジカ・フィクタについても新しい視野から改めて処理されています。これについては巻末掲載の関連項目をご参照ください。さらに巻末に「歌詞対訳」と「演奏へのガイド」を付しました。 また16世紀のオリジナル楽譜を能う限り入手し検討して、原典に則した校合の作業をおこないました。これによって他の版とは異なる箇所がいくつか含まれております。 新しい手続きを経て編纂された今回の『ルネサンス・ポリフォニー選集』が、日本における合唱運動をさらに好ましい方向に推し進めてゆくよう願ってやみません。 皆川達夫 那須輝彦 |