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J. アイアランド(内藤 晃):「ジョン・アイアランド ピアノ曲集」 
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作曲:J. アイアランド
校訂:内藤 晃
菊倍判/56頁
グレード:中級
ISBN 978-4-7609-0645-1
ヴォーン・ウィリアムズやホルストらと同時代のイギリスの作曲家ジョン・アイアランド(1879-1962)の作品によるピアノ曲集。都会的なエレガントさと親しみやすい旋律が特長であり、当時のイギリスでは珍しい印象主義音楽を展開した。比較的易しめの小品からコンサート向けの作品までバランスよく選曲した。本邦初出版。
『前奏曲集』より
第3曲「聖なる少年」
『子どものスケッチブックより』(全曲)
第1曲「泉のほとりで」
第2曲「牧場で」
第3曲「狩」
『引き船路』
『懐かしき日々』より
第1曲「白日夢」
『2つの小品』より
第1曲「4月」
『夏の夕べ』
『暮れなずむ谷間』
『コロンビーヌ』
『3つのパステル画』
第1曲「ギリシャの若者」
第2曲「少年司教」
第3曲「パックの誕生日」
<まえがき> ジョン・アイアランド(1879-1962)は、著名な文学者の両親のもと、1879年8月13日、マンチェスター近郊のボードンに生まれた。幼い頃からピアノの才能を発揮したアイアランド少年は、13歳でロンドンの王立音楽大学に入学を果たすが、まもなく両親が相次いで他界し、孤児となりながらも音楽の勉強を続けてゆくことになる。当初はピアノとオルガンを専攻し、1897年から、チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォードのもとで作曲を本格的に学んだ。当時、同じスタンフォード門下にはホルスト、ヴォーン・ウィリアムズ、ブリジらそうそうたる顔ぶれが集っており、のちに大作曲家となる彼らが若き日に同門で切磋琢磨していた光景を想像するのは楽しい。卒業後はチェルシーの聖ルカ教会のオルガニスト、合唱指揮者をつとめたほか、母校の王立音楽大学で教鞭をとりながら作曲を続け、モーラン、ブリテンらを指導した。1953年に完全に仕事をやめ、余生をサセックスで過ごした。 アイアランドは、少年時代に両親を亡くしたことも影響してか、すこぶる内向的な性格の男だった。社交的な集まりや女性との付き合いは大の苦手だったが、気の置けない友人たちと集うのを好み、指揮者ユージン・グーセンスによると、チェルシーのガンター・グローヴにあったアイアランド邸は「少数の親しい友人たちの隠れ家」と化していたという。1927年のわずかな期間の結婚(女生徒と結婚するがすぐに離婚)を除いては、生涯独身であった。このようなエピソードから想起されるアイアランドの人物像(あたかもシューベルトのような―)は、その作風とみごとに合致しており、押しつけがましさのない、内省的であたたかみのある音楽が心地よい。控えめだが、どこか人好きのする雰囲気を漂わせているのだ。 アイアランドは、ピアノ曲や歌曲、室内楽などの小規模で親密な様式を好み、交響曲やオペラは1曲も書かなかった。歌曲のみならず、イギリス詩や文学から着想した作品を多く残していることも特筆される。本書は、彼のピアノ曲から、とりわけ親しみやすい曲想の小品をチョイスして収載したものだが、夜ひとりピアノに向かいこのような音楽と対話するひとときは至福である。 内藤 晃 |