合唱 楽譜の通販と楽譜実費出版ならカワイ出版ONLINE

実費出版・企画出版はこちら

Youtube連動実用美声学

嘘音楽辞典 これさえ読めば、たちまち
無敵の音楽通!

2017年 03月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
休業
2017年 04月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30       
受注生産(ODP)発送予定日
午前中のご注文で当日発送 代引・カード払いの場合、営業日に限る(ODP除く)

LOVE THE ORIGINAL 楽譜のコピーはやめましょう

JASRAC許諾番号:
6727863005Y37019
6727863007Y30005
6727863010Y45040

 

トップ > 合唱楽譜 > 女声 > 相澤直人:女声合唱アルバム「くじけな」

相澤直人:女声合唱アルバム「くじけな」




★市販CDの有無はこちらよりご確認ください

★領収書につきましてはこちらをご覧ください

カワイ出版ONLINEは平成29年3月30日(木)〜3月31日(金)を休業いたします

在庫のある商品
〇29日午前までのご注文は当日発送致します。
〇3月29日午後〜4月2日までのご注文を4月3日(月)に発送致します。

受注生産品
2週間強での納品となります。納品希望がこれより短い場合ご確認後の手配となりますのでご注意ください。
※休業期間中にいただいたお問い合わせのメールににつきましては明けてからのご返信となります。

※ご注文はクレジット・代引きは注文確認時、銀振・コンビニの場合入金確認日が注文処理日となります(午前中まで。午後以降は翌営業日となります)。
※平成28年6月1日ご注文分より合唱受注生産品が1部からご注文頂けます。詳細
※受注生産品ご注文の際、納期指定をされる場合は必ず3週間以降をご指定下さい。
※希望納期を規定納期未満でご指定頂いた場合、確認の後手配を開始いたします

価格 : 税込1,728円(本体1,600円)
数量
 

    5,400円以上お買上で送料無料

★中が見られる!立ち読みとは?★

楽譜・書籍等………オンラインで注文が可能です。宅配便にて商品をご自宅にお届けいたします。
 

作詩:枡野浩一
作曲:相澤直人
A4判/48頁
グレード:中級
演奏時間:約18分05秒
ISBN 978-4-7609-1782-2


ちょっとしたイベントや合唱祭などで歌うレパートリーとして、難解でなく、テキストも分かりやすいコンパクトな作品を目指して作られた合唱アルバム。
ボサノバやワルツ、そして小室哲哉風な曲など、個々の曲はバラエティに富んだ音楽構成となっていて、聴くものも歌うものも飽きさせない魅力的な作品となっている。
「くじけな」「君はそのままでい」「前向き」「おやすみなさい」「ただいま」「くじけない」の6曲。「ただいま」は無伴奏。

1. くじけな(2’25”)
2. 君はそのままでい(2’15”)
3. 前向き(2’25”)
4. おやすみなさい(3’55”)
5. ただいま(2’40")
6. くじけない(4’25”)



 
<まえがき>

日本合唱指揮者協会でも大変お世話になっている岸信介先生には、おそらく僕のことは「指揮者」として認識していただいていると思っていました。そんな折に、作品委嘱、ましてや合唱曲を作曲する立場では大きな名誉とも言える「舫の会」委嘱という話を頂き、それは私の人生にとっての一大ニュース。光栄であり、プレッシャーでもありました。詩も自由に選んで良い、とのことで、悩ましい日々が続いたことを思い出します。

選んだ詩は、歌人でもある枡野浩一さんがTwitterで呟かれていた作品が、小さく、さり気なく本、「くじけな」(文藝春秋)より。Twitterの投稿の仕様上、一篇140字以内というコンパクトなサイズのものが並びます。
詩集の前半は「くじけな(い)」「君はそのままで(い)」「あなたにあいた(い)」等、どこかで聞いたことあるような前向きな言葉の、最後の一文字を取ったタイトルが多くを占めています。最後の一文字をとることで意味が変化し、作者のメッセージを展開していきます。それは一見ではゆるい言葉遊びのようですが、メッセージとしては時に手厳しいもので、時に不条理さも感じます。特に、陳腐で安易な励ましの言葉に対しては厳しく、もしかしたら弱者に対しての労りでもあるのかもしれません。そういう意味では、ある意味逆説的な応援メッセージのような印象も受けました。

-----
第1曲「くじけな」
ボサノバテイストの16ビートを奏するピアノパートが牽引しつつ、力強く印象的なメッセー ジを繰り返す。

第2曲「君はそのままでい」
8ビートをある種の意志を持ちながら、しつこく主張する小曲。サビはJ-POPで愛用されるコー ド進行を用いて、現代の感覚に近いカラーを喚起させる。

第3曲「前向き」
プチ天邪鬼的間奏曲。4ビート。ハ長調ではあるが、この詩のもつある種のシュールな味わ いを不安定な和声感で表現することにした。
-----

さて、枡野浩一氏がTwitterの連載(?)で31篇まで詩を書いた時に、3.11の大震災が起こります。氏は詩集の「なかがき」で次のように書いています。
(前略)
「震災が起きたのは、『くじけな』を本にしたいと、ある出版社の方が連絡をくださった直後のことでした。私は自分の詩が読み返せなくなりました。くじけないでという、まっすぐな言葉が、こんなときは必要なのかもしれないと思いました。『くじけな』は、くじけたと思いました。そうして私は『くじけな』の続きを書き始めました。折れてしまったものをつなぎたかったのです。三十二編目から言葉の色が少し変わっているとしたら、そんな事情です。(後略)
そんな震災後の詩から3篇を選び、前半3篇の逆説的応援ソングに続き、嘘をつかない応援ソングにしようと考えました。」

----
第4曲「おやすみなさい」
ほとんど全てが弱声で歌われる祈りのワルツ。

第5曲「ただいま」
ユニゾンで語り口調で奏されるシーンが印象的な間奏曲。曲集中唯一の無伴奏曲で、attacca で終曲へ繋がる。

第6曲「くじけない」
詩集「くじけな」の結びの一篇。力強いビートに加え第1曲を思い出させる(しかし第1曲 とは異なり)「前向きな言葉」を連呼する主部と、「前向きな言葉」の本当の意味を探るよう な走句が交錯しつつ、最後はそっと静かに決意をする。
-----

「がんばろう」という言葉の意味やある種の形骸化、もしくは安売りに少しでも違和感を覚えたり、疑問を感じたことのある方ならば共感できる部分もあろうかと思います。最後に、枡野氏自身の言葉を再び引用させていただきます。
「今まさに激しい苦しみと闘っている、絶讃くじけ中の人には、届きにくいかもしれません。一見、恵まれた環境にいるはずなのに、目に見えない部分で闘わなくてはならないような、松尾スズキさんが言うところの『ぬるい地獄』にいる人に届けばいいと思います。(中略)『ぬるい地獄』は、そこかしこにあるでしょうから」
 
相澤直人

ページトップへ