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山下祐加:混声合唱組曲「燕の歌」

価格 : 税込1,836円(本体1,700円)
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作詩:立原道造
作曲:山下祐加
A4判/52頁
グレード:中級
演奏時間:約16分50秒
ISBN 978-4-7609-2352-6

「舫の会」の委嘱により2016年8月に初演。
立原の詩で作曲しようと思っていたときに、ふと燕が作曲者の目にとまった。そこから「家(巣)」と言うキーワードで、優秀な建築家でもあった詩人の「家」という空間を通じて、彼の人生を音楽で表わそうと構成された組曲。
1から4曲目までは、緻密な構成の上、詩人の心の中を描いていく。終曲は映画のエンドロールのようにフィナーレとして作曲された。

1. 旅装(3'20")
2. のちのおもひに(3'10")
3. どうして 不意に(3'00")
4. 唄(2'40")
5. 燕の歌(3'40")






 
<まえがき>

  この作品は「舫の会」の委嘱により作曲させていただき、2016年8月に岸信介先生の指揮で初演されました。またその年の全日本合唱コンクールや地元の合唱祭、定期演奏会等でも演奏してくださり、この度楽譜も出版していただけることになりました。
 曲につきまして、演奏会のプログラムノートより一部引用させていただきます。

 「一曲目「旅装」の前奏は、ヒヤシンスハウス(作曲にあたり訪れた立原道造ゆかりの建物)の机の上から始まります。うららかな或る日の午後、机には暖かな陽が差し込んでいて、窓から気持ちの良い風が吹いてくる・・・その風を感じながら次第に心は浮き立ち、思索の旅にでるのです。
 二曲目の「のちのおもひに」は、独白のように歌いだし、次第に色がついて雄大な景色が広がっていくように描きました。その後、心をざわつかせる「闇」の部分が顔を出します。曲を通して鳴り響くミのフラットの音は、時空を超えて野山に響き渡るホルンのようであり、後半部分では胸を打ちつけるように切迫していきます。「のちのおもひに」は道造の代表作で、この詩をはじめ組曲を通してでてくる「村」という言葉も、「家」と同じように彼が帰っていく場所であったように思います。そしてこの詩を作った後、道造は精神的に深く落ち込みますが、それは病のために「死」を予感したことも影響しているかもしれません。
 三曲目の「どうして 不意に」は、闇の中に一筋の閃光が差すように「かなしみやよろこびを忘れてしまつた私の心」に突然メロディが流れるかの如く、言葉を紡ぎ出そうとする衝動が沸き起こる様を表現しました。一曲目の「旅装」と同じ拍子感、しかも一層はっきりとしたワルツのような律動の中で、闇と光の間をさまよっているように感傷的な響きで歌います。
 四曲目の「唄」は、自然とメロディが流れてきた詩でした。ただ、私にとってこの詩は少し異質であるような気がして、組曲に入れるかどうか悩みました。というのはこの詩は他の詩よりも現実的で、創られた詩というよりも道造の心の叫びのような気がしたためです。曲の途中で歌われる唄は、二曲目冒頭の旋律でもあります。
 さて、ここまでおよそ彼が創作した順番に並べましたが、終曲の「燕の歌」だけは違い、映画のエンドロールのように、そして全ての思いをのせて飛び立ってゆくフィナ―レとして作曲しました。以前、立原道造の詩で別の作品を書いた時に、やはりゆかりのあった長野の軽井沢や上田の信濃デッサン館を訪れました。その際立原道造だけでなく、病気、もしくは戦争のため若くして亡くなった芸術家たちの作品にも触れました。若くして志を閉ざされたその無念の思いが胸に強く響きました。少なくとも無残な戦いによってこれからを生きる若者の「夢」が断たれることがありませんように・・・燕が渡る海は青くはてないですが、その海を越えて再び軒へ戻ってこられるように、戻ってくる場所があるようにと願いを込めて。」
 
山下祐加

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