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トップ > 合唱楽譜 > 男声 > 北川 昇:難しいコーラス「からたちの花」〜遊び足りない男声合唱団のための

北川 昇:難しいコーラス「からたちの花」〜遊び足りない男声合唱団のための

価格 : 税込550円(本体500円)
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サミットの開催に伴い下記の期間、広島県、山口県でヤマト便の配送に影響が出る見込みです。
ご注文の際は予めご了承ください。

 

期間 2023年5月18日(木)〜22日(月)

エリア 広島県全域(特に広島市中区、東区、南区、西区)、山口県岩国市、玖珂郡和木町

 

上記エリアにおいて当該期間の日付 ・時間指定不可と、場合により配達不能および配達遅延が生じる可能性があります。何卒ご了承下さい。

★市販CDの有無はこちらよりご確認ください
★領収書につきましてはこちらをご覧ください

2019/11/25 13:30 現在サーバメンテナンスの都合で立ち読みがご覧いただけません。

カワイ出版ONLINEはゴールデンウィーク中カレンダー通り休業いたします。

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現在〜5月8日(月)午前の注文は5月8日発送となります。

受注生産品の納期は休業の都合から次の発送予定となります。

ご注文日        納品予定日

現在〜2023年5月2日(火)    3週間弱で発送

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以降は1週間強で発送致します

 

※ご注文はクレジット・代引きの場合ご注文処理日、銀振・コンビニの場合ご入金確認日となります。ご注意ください。 ※休業期間中にいただいたお問い合わせのメールににつきましては明けてからのご返信となります。

商品詳細の商品画像下に受注生産(ODP)と記された商品は上記の通りの扱いとなりますのでご注意ください。

以上ご案内申し上げます。


★ご注文はクレジット・代引きは注文確認日、銀振・コンビニ払いの場合入金確認日が注文処理日となります(午前中まで。午後以降は翌営業日となります)。
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希望納期を規定納期未満でご指定頂いた場合、確認が取れた後の手配開始となります

楽譜・書籍等………オンラインで注文が可能です。宅配便にて商品をご自宅にお届けいたします。

作詩:北原白秋
作曲:山田耕筰
編曲:北川  昇
A4判/8頁
グレード:上級
ISBN 978-4-7609-2356-4

カワイ出版からの挑戦状!?  合唱に命を懸ける男たちへ「歌えるものなら歌ってみやが...ってください。」と、気鋭の作曲家の名アレンジをお届けする。略して“ムズコー”。ただ難しいだけでなく、音楽的にも非常に優れているアレンジ。日本語の美しい発音など音楽以外の点でも難易度高し。アンコールやロビーコールなどで、聴衆の度肝を抜いていただきたい。





 
北川  昇からの挑戦状!

● 一部のテヌートスタッカート以外は必ずlegatoであるように。
  スラーがついている箇所についてはmolto legatoで。
● テヌートはマルカートにならぬよう。
    その意の通り「十分に音を保って」演奏されたい。
● 日本語の発語には十分過ぎるほどの配慮を。語頭だけの明瞭さだけではなく、
    語尾や助詞のデリケートな処理が望まれる。
    八分音符の旗が拍節ではなく言葉で区切られているのは、それを意識していただくためである。
● テンポ変化は細かく設定したが、rit.とriten.の区別。
    それに「poco」があるかどうか、精緻な目盛りが要求される。
● ただし、機械的なテンポの刻み方は曲の叙情性を損ねる。
    何も表記していない箇所も含め、自然なアゴーギクとなるような工夫をお願いしたい。
● 音域はそれぞれのパートにとって無理のないようにした。
    けして「のど自慢」「声自慢」な歌い方にならぬよう。
    日本の心を大事にして、sempre cantabileで歌って欲しい。

〈あとがき〉

 山田耕筰という作曲家は、日本歌曲を勉強する時に必ず通る道で、作曲学的に見ると「言葉の叙情性を旋律と和声に込める」とはこういうことを言うのだろうな…といつも思うのである。中でも「からたちの花」は山田耕筰自身の幼少期の追憶を北原白秋が詩にしたという背景があり、最も色濃く反映されているといっても良いのではないかと思っている。
 さて、その「からたちの花」を独唱で(上手く)歌うには、かなりの技量が必要となる。跳躍音程を正しく捉えること、日本語が適切に発語されること、その上で旋律と和声の叙情性が表現できること…リサイタルのレパートリーに組み込むには勇気が要る曲目の一つかもしれない。
 そんな「からたちの花」を男声合唱に編曲した。私は自分自身が男声合唱団に属して歌っていることもあり、様々な作曲家の作品を演奏する機会に接してきたが、男声合唱の魅力は「声を張り上げるフォルテ」と共に「柔らかく、歌に《泣き》の入る繊細さ」でもあるように思う。懐の深い男声合唱ならではの表現を目指してほしい。
 「歌えそうな気がするが、なかなか完成に近付かない」編曲であろう。辛抱強く取り組んで、聞いている人が思わず涙するような演奏ができるよう期待している。
出版に際しては、カワイ出版の早川由章さんにお世話になった。感謝申し上げる。
 
北川  昇

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