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上田益:女声合唱組曲「光と木の影に」 
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作曲:上田益
作詩:和合亮一
A4判/48頁
グレード:初〜中級
演奏時間:約16分
ISBN 978-4-7609-1779-2
2016年4月9日、東広島女声 Via Lactea 演奏会にて初演。上田益氏が主催する「レクイエム・プロジェクト」でもこれからも歌い継がれる作品の一つ。前作の「黙礼」同様、テキストは和合亮一氏によるもの。数々の自然災害により変わってしまった風景の中で、深い悲しみや失った人々の影を抱きながら生きていく思いを描いた作品。混声版との合同演奏が可能。全4曲。
1. 木の葉 (2'55")
2. つぼみ(3'10")
3. 風の音、葉の音(4'00")
4. 光と木の影に(5'45")
<まえがき>
東日本大震災が起こった2011年。あれから5年の歳月が流れました。 震災後すぐに、ツイッターをきっかけになんの面識も無かった詩人の和合亮一さんと知り合うことになります。そして1週間後には電話で話をし、1ヶ月後には福島市で直接お目にかかって詩の依頼をしていました。 私が主宰し、阪神・淡路大震災の被災地「神戸」から活動を始めていた追悼と希望の合唱プロジェクト「レクイエム・プロジェクト」のことをお伝えし、是非とも和合さんと一緒に合唱曲を創りたいと思ったからでした。
その出会いから、合唱組曲「黙礼」(混声版、女声版)〔カワイ出版刊〕が生まれ、今では各地で歌われています。震災後わずか数ヶ月後に、和合さんから届いた「黙礼」の詩には、張り裂けるばかりの悲しみ、苦しみ、いのちへの深い思い、希望などが綴られていて、その詩による全5曲の組曲を作曲。そして2011年10月末に東京で初演しました。
レクイエム・プロジェクトの活動は自然災害や戦災で傷ついた全国10カ所でこれまで行っていて、現在もその内の7箇所で継続した活動が続いています。「光と木の影に」の詩は、その活動地域のひとつ「仙台」で2013年11月に前述の「黙礼」を演奏した際、朗読で来ていただいた和合さんが「続編を書きます!」と演奏会の打上げの席で自ら宣言され、2014年の1月に送っていただいたものです。「黙礼」に比べて悲しみや苦しみ、いのちへ思いがより簡略化、抽象化されていて、私自身が和合さんの思いを自分の中で共有し音楽として創り上げるには、さらに時間を要しました。 そしてようやく作曲を終えて2015年7月に仙台で混声版初演を行ったのち、すぐに女声版に取り掛かり、今回出版となったこの女声版は2016年の4月に東広島市で素敵な演奏により初演され、「おかあさんコーラス大会」でも歌われました。
この組曲の中には「木の葉」という言葉がたくさん出てきます。それは震災で亡くなった多くの方々そのものであり、またその方々の無念の思い、残された人たちの悲しみや苦しみだけではない複雑な思いでもあると思っています。この組曲を歌って下さる皆さんそれぞれが、言葉の意味を考えるというよりも感じ取って下さり、いのちの大切さを伝える楽曲のひとつになればと願っています。 上田 益 |