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松本望:「二つの祈りの音楽」 混声合唱とピアノ連弾のための 
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作曲:松本望
作詩:宗左近
A4判/60頁
グレード:中〜上級
演奏時間:約20分30秒
ISBN 978-4-7609-1395-4
悲惨な出来事の前に我々は祈ることしか出来ない。音楽をする人たちは大変な人たちへの気持ちを音に託し祈り、伝えようとすることで,その悲しみや苦しみを共感する。作曲家として近年世界中で起こる哀しい出来事に対する人々への思いをこの曲に託した。
「夜ノ祈リ」は極限状態での真理を激しく書き連ねた詩の言葉を伝えようとした音楽。「永遠の光」は冒頭「Lux aeterna」のコラールが美しく響き、全体を支配していき、日本語とラテン語、合唱とピアノが渾然一体となって進んで行く。
1 夜ノ祈リ(9'00")
2 永遠の光(11'30")
<まえがき>
「二つの祈りの音楽」はCANTUS ANIMAEの委嘱により作曲、2016年5月に同団の第20回演奏会にて初演された。 以下、初演時の演奏会のプログラムノートより一部引用させていただく:
『祈りの音楽を書きたいという思いは、何年か前から自然に湧き起こっていて、実際にここ数年でそういうテーマで曲を書いたこともあった。なぜ「祈り」なのかということに対してしばらく無自覚だったが、よく考えると「祈ることしか出来ないから」なのだと思い当たった。 最近のことだけを例にとっても、昨年秋には私の第3(?)の故郷パリで大規模な無差別テロが起き、この原稿を書こうとした矢先には熊本で大地震が起きた。こういう時、遠く離れた所にいて音楽で一体何が出来るのか、いつも無力感に苛まされる。(中略)それでもやはり音楽をする我々には、大変な状況にいる方々への気持ちを音に託して祈り、伝えようとすることが、自分達が出来る精一杯のことなのかなと思う。』
幾つもの素晴らしい合唱曲の創造の源となっている宗左近氏の詩は、エネルギーも内容も圧倒的過ぎて自分は触れられないと長らく思っていた。だが、しばらく自分の中で沸き起こっていた上記の様な思いを形にするのにあたって、今回は氏の描き出す大きな精神的世界・充実したエネルギーが創造の大きなインスピレーションとなった。詩の内容の深さに自分の音楽はまだ遠く及ばないとは思うが、とにもかくにも氏の作品と対峙させていただいた時間は自分の中で充実したものとなった。 1曲目の歌詩である「夜ノ祈リ」は、恨みつらみ痛みを超えて信仰や人間とは何かという、極限状態での真理のようなものを激しく問うている。世の中にこんな凄い詩があるんだということを少しでも多くの方に知って頂く役割の一端でも担えたらというつもりで付曲した。もし1曲目を聴いて何か感じて頂けたならば、とにかく原詩をじっくり読んで頂きたいと思う。 2曲目は正に「祈りの音楽」で、冒頭のアカペラのコラールの雰囲気が全体の大きな流れを貫いている。作曲に取りかかる少し前に読んだある小説に出てくる「生者と死者は持ちつ持たれつ・ふたつでひとつ/死者と生者が抱きしめあっていく」という言葉のイメージが音楽になっていて、ラテン語と日本語、合唱とピアノが渾然一体となって進んでいく。
松本 望 |