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なかにしあかね:男声合唱とピアノのための「賢治断章」

価格 : 税込1,760円(本体1,600円)
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この休業に伴いご注文の出荷は下記の通りとなります。

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受注生産品の納期は業者の休業の都合から2〜3週間程度となり、次の発送予定となります。

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〜8月22日(月)      以降通常納期1週間強でお届け

 

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作曲:なかにしあかね
作詩:宮沢賢治
A4判/48頁
グレード:中級
演奏時間=約14分40秒
ISBN 978-4-7609-1897-3

関西学院高等部グリークラブの初演。
膨大な賢治の詩の中から、あえて零れ落ちたような断片を中心に構成され、賢治の思いをストレートに伝えることを意図して作曲された。
各曲のタイトルは作曲者によって詩中の言葉によって決められた。

1  青ざめたそらの夕がたは   (2'30")
2  もう寂しくないぞ      (2'40")
3  永久におまへたちは     (2'30")
4  どうしてそんなに      (2'30")
5  そらいっぱいの       (4'30")

 
<まえがき>
 宮沢賢治の詩は、すでにさまざま付曲され、また、朗読と即興演奏などの試みも多くなされているが、賢治自身は自らの詩を「心象スケッチ」と呼んでいるように、完成された芸術作品と言うよりは、心情の表現形態、という感覚を貫いていたように見える。第一印象の「心象」のスケッチに始まり、推敲に推敲を重ね、発表後もさらに手を入れ続けるという書き方は、ひとりの人間として追い続け、求め続ける姿勢の体現であると感じられる。
 通常であれば、完成形に至る前の下書きが後世の人間の目に触れることなど考え難いことであろうが、賢治作品の場合「完成形などない」創作姿勢と、広く深く作品研究が蓄積されてきた恩恵によって、下書稿、先駆形までもが、我々の手の届くところにある。生前発表に至らなかった言葉、後に推敲され零れ落ちてしまった言葉の端々に、驚くほどのみずみずしさと、新鮮で率直な「心象」が語られている。
 『賢治断章』は、時に長大な賢治の心象スケッチの中から、あえて零れ落ちた断片を中心に構成した。関西学院高等部グリークラブより新曲のご依頼を頂き、素直で、一生懸命な前途洋洋たる男子高校生達の表現を通して、「賢治さん」の心象にまっすぐに触れることのできる作品になることを願って作曲した。
 詩表記はちくま文庫「宮沢賢治全集 I 」に拠り、入沢康夫氏の入念な解説をおおいに参考にさせて頂いた。「賢治さん」に取り組むにあたっては、林風舎の宮沢和樹さんにお忙しい中お時間を割いて頂き、静かな、かつエキサイティングな刺激に満ちた時間を過ごさせて頂いた。
 
なかにしあかね

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