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ラヴィーナ(上田泰史):ラヴィーナ・ピアノ曲集

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作曲:H.ラヴィーナ
校訂:上田泰史
菊倍判/68頁
グレード:中級
ISBN 978-4-7609-0634-5
南仏ボルドーに生れ、パリ音楽院でヅィメルマンに学んだフランスの作曲家 Jean-Henri Ravina(1818〜1906)のピアノ曲集。19世紀のパリのサロンを代表するピアニスト、指導者として知られた。また、アルカンとは少年時代から生涯を通じての友人であった。易しめの小品から中級レベルの作品まで全14曲を厳選、収録した。
インターネットラジオOTTAVAのプログラムで紹介されました
「貴方にも弾ける!パリのサロンが生んだ知られざる名曲コレクション」
詳細は下記よりご覧下さい
カワイ出版ONLINE特集ページ
『かわいいエチュード集』作品60より
1)第6番(動きをつけて、速めの歩調で)
2)第7番(快活に、しかし静かに)
3)第11番(快活に、同様した感じで)
4)小さなボレロ 作品62
5)小さな物語-無邪気さの音楽 作品71
6)小さなスケルツォ(古風な様式による) 作品85
7)ノクターン 作品13
『心地よい響きのエチュード集』作品50より
8)第11番(ゆったりと、敬虔な雰囲気で)
9)第15番(早めの歩調で、愛情をこめて)
10)ないしょ話-ノクターン 作品66
『3つの無言歌』作品95
11)諦め
12)無関心
13)苦悩
14)メヌエット 作品100
この曲集(全曲)の演奏は
こちらをご覧下さい。
<まえがき>
ラヴィーナ(注1)Jean-Henri RAVINA(1818〜1906)は、ワインの産地ボルドー出身のフランス人ピアニスト兼作曲家です。ショパン、リスト、タールベルク、アルカンたちと同じ1810年世代で、パリのピアノ音楽界の最前線でピアノ文化興隆の一翼を担いました。ラヴィーナの最も大きな功績は、パリ音楽院で身に付けた教養と卓越した演奏技術を基礎としながらも(注2)、多くのピアノ愛好家の手にも届く魅力あふれるコンサート・ピースや練習曲、サロン用の小品を書いた点にあります。
20歳前後のラヴィーナは文字通りピアノの革命児でした。『12の演奏会用練習曲』作品1では、究極の演奏技巧と大胆な転調の手腕を発揮し、パリ音楽院でセンセーションを巻き起こしました。ところが、20代のうちにラヴィーナは、見た目は穏健なピアノ作曲家に転身します。
当時「サロンの必需品」とまで言われたピアノは、多くの市民の家庭の調度品となっていました。そうした家庭の子女が演奏するための作品には需要がありました。ラヴィーナは、この需要に応じることにピアニスト兼作曲家としての道を見出したのです。
女学校で教えていたラヴィーナの作品の殆どはマドモワゼル(未婚女性)に献呈されています。作品は風刺的なもの、舞踏的なもの、歌唱的なものなど様々なタイプの性格で書かれ、弾き手や聴き手を楽しませる配慮がちりばめられています。エスプリに富んだ彼の作品、陽気な人柄はロッシーニのような大家からマスネのような後輩に至るまで、多くの男性作曲家たちからも愛されました。彼が尊敬を集めたのは、エリート的な音楽的教養にしがみつくのではなく、これを、品位を落とさずに多くの人々の手に届くような音楽へと翻訳したからです。この創作姿勢がパリの都会的上流・中流意識とうまくかみ合ってラヴィーナの名声を高めました。彼の作品は教育的な意義はもとより、ピアノ音楽を愛好する今日の私たちの感性にも訴えるものと思います。
本曲集は、2部分で構成されています。第1部は初級、第2部は中級程度のレベ ルで、各部とも年代順に曲を配置し、異なるスタイルの曲を学べるように配慮してあります。もちろん、 最初から順に取り組む必要はありませんが、通して弾けば、気の効いた発表会のプログラムにもなっています。
注1)19世紀のフランスでは「ジャン=アンリ」のようにファーストネームが2つ以上続く場合、2つ目を常用名とすることが一般的だった。ラヴィーナも楽譜出版では単に「アンリ・ラヴィーナ」と表記しているので、本曲集でも常用の形式を用いている。
注2)ラヴィーナはパリ国立音楽院に学び、1834年にピアノ科で1等賞(ヅィメルマン教授のクラス)、翌年に和声・伴奏科で1等賞を得ています。A. レイハが受け持つ対位法・フーガのクラスにもしばらく登録していました。
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