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ル・クーペ(上田泰史):「ル・クーペ ピアノ曲集」

価格 : 税込2,052円(本体1,900円)
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作曲:F.ル・クーペ
校訂:上田泰史
菊倍判/72頁
グレード:中級
ISBN 978-4-7609-0636-9

本書における注意事項

フェリックス・ル・クーペ(Félix Le Couppey 1811-1887 フランス)によるピアノ曲集。ル・クーペは「ピアノのアルファベット」などの教則本で有名であるが、本曲集ではまだ知られていないやや易しめの練習曲から弾きごたえのある小品までレベル順に収録。収録曲はすべて本邦初出版。


『24の初等練習曲』作品10より
  第7番
  第22番
『24の歌唱的な練習曲』作品7より
  第4番
  第5番
  第12番
  第16番
『12の表情豊かな練習曲』作品6より
  第1番「不安」
  第6番「希望」
  第10番「即興曲」
  第11番「夏のある夜の舟遊び」
『12のサロン用練習曲』作品5より
  第2番
  第7番
『心の歌――3つの無言歌』作品12
  第1番「夢」
  第2番「子どもの頃の想い出」
  第3番「素朴なお話」
『戦いの後で』作品23
『マズルカ風の素描』作品番号不明
『J.S.バッハ:アリア(聖霊降臨祭のカンタータより))』(編曲作品)




下記リンクより一部音源の試聴が可能です
PTNA:ル・クーペピアノ曲集



 

<まえがき>
 日本において、フェリックス・ル・クーペFélix Le Couppey(1811. 4. 14〜1887. 7. 4)の名前は、『ピアノのアルファベット(別邦題:ピアノの練習ABC)』作品17、『ラジリテ』作品20といった教材の作者として知られています。しかし、彼は初級・中級者向けのピアノ教材作家であるばかりか、パリ音楽院の和声・実践伴奏(スコア・リーディング)科、更にはピアノ科でも教授を務めたピアニスト兼作曲家、著述家でした。
 ル・クーペはパリ生まれのパリ育ち、いわば生粋のパリジャンです。父は国庫局長というエリートで、ル・クーペには生まれながらにして確かな教育が約束されていました。1822年6月、11歳のときにパリ音楽院ピアノ科に入学し、ピアノ科、ソルフェージュ科、和声・実践伴奏科を履修します。1824年にピアノ科の修了試験で二等賞(この時の1等賞にはアルカンが含まれます)、翌年には一等賞を獲得し、頭角を現します。1828年には、ピアノで室内楽やオーケストラのスコアを弾く和声・実践伴奏クラスで一等賞を獲りました。その直前、ル・クーペは弱冠16歳でソルフェージュ科の無給教員となり、同年、17歳で同じく、和声の無給教員になります。音楽院院長ケルビーニの並々ならぬ期待を背負って、ル・クーペは次々に出世していきます。結婚した翌年、25歳(1837)でソルフェージュ科正教授に着任し、ケルビーニの没後は新院長オベールからの信頼も篤く、32歳(1843)で和声・実践伴奏科の教授に就任します。1848年、ピアノ科教授アンリ・エルツがアメリカへ長期の演奏旅行に出かけたのを機に、ル・クーペはマルモンテルとともにエルツのクラスの代講を依頼され、1848年10月から1851年10月までピアノ科女子クラスも担当します。この時の指導力が認められ、1854年、特例的措置として、ル・クーペのためにピアノの女子クラスが増設されることとなり、彼は42歳でピアノ科教授に就任、以後、1887年に76歳で亡くなる前年まで、ピアノ教育に身を捧げました。ル・クーペの門弟で最も名高いのは、個人指導をしたセシル・シャミナード(1857〜1944)でしょう。女性にとって作曲家として活動することが難しかった当時、ル・クーペはそれをむしろ歓迎していました。優れた才能を持ちながら28歳で夭折した弟子の一人、マリー=エレーヌ・ゴンティエ(1865〜1893)もまた、師にピアノ曲『ガヴォット』を献呈し、学内試験でも自作の演奏を許可されています。
 主に教育者として活動したル・クーペは、作曲家としては寡作な方で、作品番号にして28番までしか出版しておらず、そのうち11点が初級から上級までの練習曲集、4点が性格小品(集)で、その他約10点の出版譜の存在は確認されていません。作品番号のない作品では、教則本や性格的な小品、練習曲集の他、あらゆるジャンルの音楽に通暁するル・クーペの博識を示す多数の編曲があります。ル・クーペの編曲は、初心者向けから最高難度のものまで多岐に亘ります。寸言でピアノ指導の本質を語る著書『ピアノの教育――若い教師への助言』(1865)、クープランからショパンまで120曲をレベル別に、注釈をつけて出版した校訂楽譜集『古典的作曲家たち』もまた、音楽史の幅広いレパートリーに通じたピアノ教育者ル・クーペの優れた業績に数えられます。
 本曲集の前半には、ル・クーペが30代で出版した練習曲が初級から中級まで難易度順に収められ、後半には中級〜上級の性格的小品と編曲が収められています。これらはいずれも、日本で初めて出版されるものばかりです。子ども用の練習曲にさえ、聴く者の興味を引くような和声や転調が含まれており、音楽的知性を育む上で非常に優れた教材と言えます。後半の性格的小品は、ノスタルジーをかき立てる回顧的色調に彩られた作品です。演奏者のレベルに応じて、好きな曲から取り組んでみてください。
 
上田泰史

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