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上田泰史:「19世紀パリのサロンが生んだ知っておきたいピアノ曲集」 
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校訂:上田泰史
菊倍判/40頁
グレード:中級
ISBN 978-4-7609-0637-6
19世紀〜20世紀パリのサロンで人気のあった6人の作曲家より1曲ずつ収録。インターネット・ラジオ OTTAVAで放送された5作品にマルモンテルの作品1曲を追加・収録したもの。全体にやや難易度が高いがこの時代の作風に触れられ、発表会や演奏会などでもステージに華を添えられる。
C. V. アルカン:『歌曲集第1集』作品38aより第1番
H. ラヴィーナ:『3つの無言歌』作品95より第2番「無関心」
S. ヘラー:『孤独者の散歩第1集』作品78より第1番
A. マルモンテル:『3つの性格的小品』作品117より第2番「舟漕ぎの女」
C. シャミナード:『機嫌を取る女』 作品50
L. ブーランジェ:『行列』
下記リンクより一部音源の試聴が可能です
PTNA:19世紀パリのサロンが生んだ知っておきたいピアノ曲集
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「貴方にも弾ける!パリのサロンが生んだ知られざる名曲コレクション」
<まえがき>
本曲集は、カワイ出版からこれまでに刊行されたフランス・ピアノ曲集から、「サロン音楽」を紹介するために企画し、6曲をピックアップしたものです。
「サロン音楽」という言葉は、時としてハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンやブラームスといったドイツ=オーストリアの「シリアスな」音楽に対して、社交のための軽い音楽と理解されます。
ところで、すべての音楽作品は、程度の差こそあれ、作曲家の純粋な理念(理想)のみを契機として生み出されるのではなく、作曲家と聴き手、演奏家をとりまく文化的・社会的環境の中で成立するものです。作品は、作曲家の創作物であると同時に、いわば、その時代、その社会が生み出した産物でもあるわけです。
こうした理解に立ち、「時代、社会を聴こう」というモットーを掲げて音楽作品と向き合うなら、パリの社交界の中で生み出されたある種のピアノ作品――しかも、一定の様式的密度を備えた作品――が、従来の「名曲」に比べ、興趣を欠くと予断する理由はどこにもないはずです。ことに、フランス音楽の導入がドイツ=オーストリアの音楽よりも遅れた日本において、フランス音楽と文化、思想、社会との結びつきは、これからいっそう緻密に見つめ直していく必要がありますし、実際、そうした傾向は近年、頓に高まっています。
本曲集が、単なる「ダイジェスト版」に終わることなく、多様な視点からフランス音楽を鑑賞することを促す、昨今の潮流の一翼を担うものとなることを願い、巻末にコラム「サロンと19世紀のフランス・ピアノ音楽」を収録しました。この文章と各曲の解説、そして何より、各作曲家の作品を通して、作曲家の音、時代の音、社会の音に耳を澄ませてみて頂ければ、本企画の目的は成就するものと信じます。
上田泰史
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