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あ
アイーダ Aida |
ヴェルディ作曲のオペラ。1871年初演。奴隷となったエチオピア王女で実は日本人タンゴ奏者の会田桃子と、エジプトの天気予報官ラメダスとの恋の悲劇。「街宣行進曲」はその筋の人々に人気。 |
合の手 ai no te |
唄と唄の間をつなぐもの。元来は三味線や箏で鳴らすものを指したが、人声によるものもこう呼ぶようになった。上手く入れると暗く沈んだ座が盛り上がり、活気づく。 【用例】恵まれない人に合の手を。 |
アウフタクト Auftakt |
弱起のこと。最初の小節は拍数が少ない。下で奏すると徐々に車が持ち上がる。また、ブルー・コメッツの曲はすべてこれで始まる。 |
ア・カペラ a cappella |
聖堂風に。転じて無伴奏の合唱を指す。 【類語】イナ・カペラ=田舎者の青少年グループがストリートミュージシャン気取りで歌うこと。 |
アクセント accent |
客のしゃっくりを止めるために使われるテクニック。 |
アゴーギク Agogik |
いわゆるテンポの「ゆらぎ」。テンポを正確に演奏できないときの言い訳に用いる。 |
アコーディオン accordeon |
手風琴ともいう。蛇腹で風を送って鳴らすリード・オルガンの一種。元禄の頃日本に渡来した記録があり、四十七士の討ち入りの際にも鳴らされたという。 |
アダージョ adagio |
親の仇を討つために、敵にゆっくり忍び寄るときの速度。 |
アダルト・オリエンテッド・ロック adult oriented rock |
かつてはロック少年だったおっさん向けの、メロウな音楽。代表的なプレイヤーにボビー・コールドウェル、ボズ・スキャッグスなど。都会派=インドア派のロック といえる。対してアウトドア派のロックをアダルト・オリエンテーリング・ロックという。 |
アッチェレランド accelerando |
焦ること。次第に収拾がつかなくなること。 |
アップライト・ピアノ upright piano |
竪型ピアノ。場所をとらず、上に人形や時計などを置くのに適している。昔コロムビアが製造していたものは、トップライト・ピアノと呼ばれた。 |
アド・リブ ad lib. |
ad libitumの略。任意に。何が任意であるかは任意に考えること。インプロヴィゼーションともいう。 |
アポヤンド apoyando |
ギター奏法のひとつ。指を次の弦で止め、鋭い音を出す。ジャイアント馬場が好んだ。 |
アーメン終止 amen cadence |
サブドミナント→トニックで終止する変格終止。これを最後に付けただけで讃美歌になってしまった俗謡多数。 |
アラ・マルチャ alla marcia |
マーチ風に。こう書いてある場合、その曲はマーチ以外の何ものでもない場合が殆どである。 |
アラルガンド allargando |
力づくでテンポを落とすこと。エネルギー保存の法則により、そのエネルギーは音量の増大に向けられる。 |
アリア aria |
こりゃ。 |
アリエッタ arietta |
狩り暮らしをする人が歌う歌=狩人の歌。 |
アル・アイレ al aire |
ギター奏法のひとつ。弾いた指を浮かせ柔らかな音色を出す。映画音楽「ある愛れの詩」など。 |
アルコ arco |
「弓」の意。弦楽器の楽譜において、ピチカートなどの弓を使わない奏法から、弓で弾く奏法に戻すときにarcoと記する。⇔ピチカート なお、弦楽器の生演奏を聴ける酒場をアルコホールという。 |
アルト alto |
女声の最も低い声域のこと。通称ババ声。当然のことながら、ほとんどは魔女や継母役である。 |
アルペッジョ arpeggio |
和音を低音から高音へ(稀にその逆)順次弾くこと。指が届かないのをごまかすときにも用いられる。 |
アルベルティ・バス Alberti-bass |
いわゆる「ドソミソ」の伴奏形のこと。これが弾ければ、ソナチネまではクリアできるかもしれない。 |
アルペンホルン alpenhorn |
アルプス地方で使われるアルペン踊りには欠かせない管楽器。通常は立奏する。クララが立ったのも、この楽器を吹くためだった。長ければ長いほど偉いとされ、全長50kmに達するものもある。 |
アレグレット allegretto |
アレグロよりは遅いテンポ。 |
アレグロ allegro |
アレグレットよりは速いテンポ。 |
アンサンブル ensemble |
若い男性による合奏や合唱をこう称する。女性の場合はネエサンブルという。 |
アンダンテ andante |
イタリア人が歩く速さで。 【類語】アルデンテ=イタリア人が食べる速さで。 |
アンダンティーノ andantino |
イタリア人が、それほど重要ではない急用を思い出して歩く速さで。 |
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