♪導入・中期発展を徹底解説♪

三善晃が20年の歳月をかけて編み出した全12巻のピアノメソード。
日本の自然、気候風土、子供の生活を、旋律線の重なり合いによって美しい響きに仕立てています。

 

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第1回 6月13日(水) 使用教材:第1巻、第2巻、第3巻

「らせん階段の入口で(全巻を見通す)」

講師:当摩泰久(作曲家・ピアニスト)
全巻を俯瞰し、このメソードの特徴を押さえつつ第1巻の各曲を鑑賞し、指導法を探ります。

 

 

 

 

第2回 7月11日(水) 使用教材:第4巻、第5巻

「一つの♯で広がる美しいひびき」

講師:武田真理(東京音楽大学教授)
第4巻では指かえし、そしてファの♯の登場です。音を味わいながら新しい♯の体験を通してピアノの魅力が更に増していく様に色々な提案をしていきたいと思います。

「♯♭で広がる短調の豊かなニュアンス」

講師:楠原祥子(桐朋学園大学特任講師)
第5巻で短調をしっかり覚えます。もともと長調から派生した短調に♯♭はつきもので、音楽にニュアンスが生まれます。短調の仕組みや雰囲気を知り、長調と行き来してキャラクターをつかんでいきます。

第3回 9月12日(水) 使用教材:第6巻、第7巻

「音楽を感じ伝えるーキャラクターピース」

講師:大崎かおる(元桐朋学園大学講師)
曲想のコントラストに触発され、調性の色、スウィングする6/8、多様なリズム型、変奏曲、効果的なPed.等で、演奏表現のグレードアップを計ります。
使用参考楽譜:音の森、海の日記帳、音の栞IIより

「表現力とテクニックのバランスを考える」

講師:田中貴子(ピアニスト)
第7巻はメソードの折り返し地点です。演奏力をより発展させるために必要な技術と表現が、魅力的な練習曲の中にたくさん含まれています。この巻で学べることを皆さんと体験しながら、メソードの作品をご紹介したいと思います。
使用参考楽譜:ブルクミュラー25の練習曲、バッハ・インヴェンション

時間:各回10:30~12:30
会場:カワイ表参道
   東京都渋谷区神宮前5-1 Tel.03-3409-2511
   東京メトロ表参道駅 A1 出口徒歩1分
受講料:会員(1回)2,500円/(3回通し)6,000円
    一般(1回)3,000円/(3回通し)7,200円
主催:Miyoshi Net カワイ出版